仮想通貨TrustTokenにアンドリーセン・ホロウィッツ社などが投資

仮想通貨TrustTokenにアンドリーセン・ホロウィッツ社などが投資

資産トークンプラットフォームを目指す仮想通貨TrustTokenは Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)社を含む大手ベンチャー企業の助けもあり、トークン販売にて2000万ドル(約22億円)もの資金調達をしました。

Andreessen Horowitz(アンドリーセン・ホロウィッツ)社とは、Marc Andreessen(マークアンドリーセン)氏と、Ben Horowitz(ベンホロウィッツ)氏により2009年に設立したベンチャーキャピタルで、設立から2012年までのわずか3年足らずで、日本円にして約1500億円のファンドレイジング(NPOの資金調達)を3週間の間で終了してしまい大きな話題になりました。

また、今回集まった資金調達が、ざまざまな物理的な資産を裏付けするトークンをリストアップしており、プラトフォームの開発を継続せして行っていくと発表しました。

TrustTokenはすでにしっさんに裏付けされているトークンを発行しており、このステーブルコインは「TrustUSD」と呼ばれています。

さらに、TrustTokenの最高経営責任者であるDanny An CEOは次のように述べました。

「これらの大手投資会社の支援は、通貨、コモディティ(経済価値化)および、物理的な資産のために準拠したトークン化プラットフォームを構築するという我々の目標に向けて重要な一歩を踏み出しています。 TrueUSDの最初の製品の範囲を広げます」

資金に関しての具体的な使用用途は、TrustTokenの発行および、エンジニアリング部門を拡大するのことに使用していくといいます。

運営の見解

運営の堀口
現在はUSDにpegしたトークンであるTUSDのみが発行されていますが、今後はユーロ、金、銀などの金融資産だけでなく、音楽や映画などのコンテンツなどもアセットトークン化していく予定です。

複数の有力なベンチャーキャピタルが投資していることからも分かるように、2018年はアセットトークン元年になりそうな予感がします。