CoinbaseとWNBAのスポンサーシップでファンから批判を集める

CoinbaseがWNBAとスポンサーシップを提携

大手仮想通貨取引所Coinbaseが仮想通貨市場が低迷する中、米国で最も人気のスポーツリーグのひとつ、WNBA(女子バスケットボール協会)と提携したというニュースに多くのファンから批判の声が高まっている事が分かった。

合意によると、すべてのWNBAプレーヤーにはCoinbaseウォレットが割り当てられ、WNBAとCoinbaseはTwitterチャットを開催し、New YorkLibertyのベトニヤ・レイニー(Betnijah Laney)氏は、Coinbaseの従業員として同社に加わり、“初心者”としての視点から仮想通貨について話し合ったとのこと。

WNBAサポーターの声

WNBAファンのTwitterユーザーは、今回のスポンサーシップの締結に不満の声を漏らしている。

5月19日(木曜日)の午後にCoinbaseよりツイートを通じて発表された今回のパートナーシップの締結は、怒りや詐欺的スキームと呼ばれるものに加え、2022年の同社の70%の株価下落に対する懸念の声など、さまざまなマイナス要因と結びつけられた反応がみられている。WNBAは、否定的なツイートで攻撃を受けており、これらのツイートの中には次のように書かれたものもみられている。

私は、WNBAが彼らの愚かなスポンサー付き仮想通貨チャットを女性のエンパワーメントとしてフレーミングしているのが嫌いです。

あるTwitterユーザーは、Seattle Stormチームのツイートへの返信として、仮想通貨に関する環境問題を引用。しかし、スーバード自身がファンから「クリプトは「女性のスポーツや野生生物を利用しているため、良くない」との回答を得ました。仮想通貨が好きな人の中には、パートナーシップを嘲笑した人もいる。これまでにも、仮想通貨会社のプロモーションやスポンサーシップは何度も批判されてきており、最近では、NEXTMONEYの特集記事「crypto.comのCMに出演したハリウッド俳優マット・デイモンに批判集中」で報じているように、デイモン氏に批判が集中する結果となった。

現ジア仮想通貨市場は墜落しており、再び「クリプトの冬」という声が聞こえ始めている。スポーツリーグはまだ市場に愛着を持っており、まだまだスポーツ×仮想通貨のコラボは止まりそ

Coinbaseに対する批判

今回の提携によってWNBAにのみ批判の声が上がっているわけではなく、Coinbaseに対しても批判の声が上がっている。

ただし、同取引所に対する批判の声はWNBAとのスポンサーシップ締結に対してではなく、同取引所のトークンリストに対してである。コミュニティは、シットコインと見なされるさまざまな仮想通貨を提供する同取引所を非難している。批判の声が上がっている発端は、一部アナリストによって同取引所にリストされているリスクの高いトークンの数が増加していると気付き、コミュニティにCoinbaseのリストポリシーとマーケティング戦略について疑問を抱かせる結果につながった。

crypto.comのCMに出演したハリウッド俳優マット・デイモンに批判集中

2022.01.05

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