Binanceがフランスへ1億ユーロの投資を開始
4月13日(約水曜日)、大手仮想通貨取引所Binanceは、Paris Blockchain Week Summit(パリブロックチェーンウィークサミット)で、フランスへの1億ユーロ(約136億円)の投資開始を発表した事が分かった。
今回の投資でBinanceは、ヨーロッパでのフットプリント拡大の一環として、パリで世界最大のスタートアップキャンパスであるStationFとパートナーシップを提携しており、Binanceのジャオ・チャンポン(趙長鵬:Zhao Changpeng)創設者兼CEO(最高経営責任者)は次のように説明している。
私たちはフランスが大好きです。そして、このオープニングはエンゲージメントの証拠です。ブロックチェーン、Web.3、およびメタバースを中心とした強力なエコシステムの構築とサポートに取り組んでおり、フランスをヨーロッパの出発点としてスタートし、このスペースをクリエイティブで革新的な拠点として利用することを目指しています。
ObjectiveMoonプログラムの一部
このオープニングは2021年11月にジャオCEOが発表した「ObjectiveMoon」プログラムの一部である。
さらに、フランスはヨーロッパで業界のリーダーという独自の立場にあるとCZは述べており、同社がすでに国内に約50人のチームを持っていると語っている。パートナーシップ契約の一環として、スタートアップはBNBチェーン、NFTラボ、Binance Labsチームのサポートの恩恵を受け、アイデアを開発し、Binanceパートナーとのコラボレーションを実現する。StationFのディレクター、ロクサーヌ・バルザ(Roxanne Varza)氏は次のように述べている。
Web 3エコノミーの主要な国際的プレーヤーをステーションFに迎えることをとても誇りに思い、興奮しています。ブロックチェーンと暗号をよりよく理解することをいとわないすべての人々にとって、この場所がWeb3の世界への参入に役立つことを願っています。
ジャオCEOは、Binanceがトルコ語でのサポートから始めて、電話回線のカスタマーサポートを指揮している事を明かしており、現在チャットベースのサポートに依存している同社は、最終的にすべての市場で電話ベースのサポートを展開することを望んでいるとの事。今後、文字ではなく、生の声でのサポートを実施される事を多くのユーザーも望んでいる。