ズベルバンクが疑わしいトークン「Sbercoin」との関連を否定

ズベルバンクがSbercoinとの関与を否定

ズベルバンク(Sberbank=ロシア貯蓄銀行)は、Pancakeswapに登場し、トークンの購入者に年利約383,025.80%という高リターンを約束している「Sbercoin」と呼ばれる新しい仮想通貨との関与を否定した事が分かった。

Sbercoinは、ロシア中央銀行がSberbankにデジタル通貨の発行を許可した直後の2022年3月に発売されており、これはニュースを利用する可能性がある。

ここに引用先名より画像引用

 

下がり続けるSBER にズベルバンクは関与を否定

CoinMarketCapによるとスベルコイン(Sbercoin/SBER)は3月17日の発売直後に0.0004627ドルで史上最高値に達しましたものの、18日から値下がりが始まり、それ以降SBERは下がり続けており、SBERの2022年4月8日12時時点での価格は、1SBER=10.006101円(0.00004935ドル)で、時価総額ランキング5,567位となっている。

ズベルバンクの代表は、さまざまな報道機関に対して関与を否定しており、公式のSbercoinがまだリリースされていないことを明らかにしている。また、Sbercoin公式サイトにはSberbankのブランドロゴがないほか、ロシア語のセクションもなく、疑わしいと思わされる要素が多くある。同コインの発売は、CBR(Central Bank of Russia =ロシア中央銀行)がズベルバンクにデジタル通貨の発行を許可した日と一致しており、承認には、ロシアの法律に基づく仮想通貨が含まれていた。

なお、現在Sbercoin公式Twitterアカウントは停止されており、仮想通貨詐欺プロジェクトがTwitterの停止を正当化するのに十分なほど広まっていることを示している可能性もあると考えられる。停止前に同アカウントはSberbankとの関連を実証するために記事をリンクしていたものの、現在は関与を一切否定している。