メタバースとNFTへの関心が低下しつつある

NFTとメタバースへの関心が低下

現在、2021年の熱とは大きく異なり、現在、NFT(非代替性トークン)やメタバースへの関心が低下しつつあることが分かった。

個人投資家は現在、誇大広告が冷めたように見えるためか、NFTとメタバースに対する興味が薄れつつある。NEXTMONEYの2021年11月1日付特集記事「Facebookが会社名をメタにリブランドしてNFTサポートを計画」で報じたように、2021年にFacebook社はメタバース分野を開拓するため、その社名をMetaにリブランドして以降、一気に世界中で「メタバース」と言う言葉が広がり、認知された。

一方のNFTは、2021年の最もホットなトピックであり、この傾向は2022年にも続いているものの、現在、両者に対する小売業の関心は薄れつつあるとみられている。

Googleトレンドデータアラーム

Googleトレンドのデータは、特定トピックに対する小売の関心を測定するための良い方法である。

世界規模でキーワードの「メタバース」および「NFT」を、Google検索ボリュームの1年間のグラフを見てみると、メタバース検索チャートは次のようになる。

Google Trends「メタバース 人気度傾向(2021年3月7日~2022年2月6日)」より画像引用


NFT取引高は減少傾向

2022年に突入し、当NEXTMONEYでは複数回に渡り、メタバースおよびNFTについて報じている。

検索データ自体を使用して関心を測定することはほぼできないものの、全体的なNFT取引量は上記をGoogleトレンドは最も測定値が現状に伴っているとみられている。人気のNFTリソースであるNonFungibleによると、週ごとのボリュームはかなり長い間着実に減少しているという。ただし仮想通貨業界への小売の関心は、最近、やや低下しており、これは全体的な取引量の大幅な減少にもつながっていることも注目に値する。ただし、もちろん、例外もあり、ウクライナとロシアでのビットコイン(Bitcoin/BTC)取引量は、両国間の戦争が続いているため、現在急増している。

Facebookが会社名をメタにリブランドしてNFTサポートを計画

2021.11.01