全豪オープンがディセントラランドと提携してメタバースに参加

全豪オープンがメタバースに飛び込む

テニスの4大国際大会の一つである全豪オープンが、ディセントラランド(Decentraland)と提携し、仮想通貨業界のNFT(非代替性トークン)とメタバースの両方に参入したことが分かった。

世界最大のテニストーナメントの1つであるAO(Australian Open=全豪オープン)は、仮想通貨業界のNFTとメタバースの両方に参入。2022年のチャンピオンシップは、主要なバーチャルリアリティ(VR=仮想現実)プラットフォームであるディセントラランドでも開催され、同時に、ファンはライブマッチデータにリンクされたNFTを購入することでさらに参加できる仕組みになっているという。

オーストラリアでは現在、新種コロナであるオミクロン株が急増しており、全豪オープンの主催者は、海外から訪れる観客と、試合に直接参加することを懸念している地元の人々の両方に、より多くのアクセスを提供することを決定。そのため、トーナメントはディセントラランドでも開催。訪問者はメインスタジアムのロッドレーバーアリーナを観察したり、レストランを探索やあテニスの試合観戦ができる仕組みとなっており、AOトーナメントディレクターのクレイグ・タイリー(Craig Tiley)氏は次のように述べた。

この次のテクノロジーの波により、世界中のテニスファンは、これまでにない方法で2022年全豪オープンに参加する機会を得られます。


AOによる6,776のNFTコレクションリリース

全豪オープンは「Art Ball NFT(アートボールNFT)」と呼ばれる6,776のNFTコレクションをリリースすることが発表された。

各NFTは、2022年のチャンピオンシップのすべての試合の勝利ショットに対応しており、所有者はポイント映像や仮想ウェア、その他の利点を備えたエアドロップを将来的に受け取れるという。11のチャンピオンシップポイントの1つがプロットに着地した場合、接続されたNFT所有者は、特別ゲームで使用された試合から物理的なテニスボールを取得できる仕組みだ。NFTは、試合のゲーム内ポイントを判断するために採用されたものと同じテクノロジーによって追跡される。なお、ArtBallNFTsは1月10日(月曜日)から発売されており、AOディセントラランドイベントは実際のトーナメントが始まる1月17日(月曜日)に公開される。

ディセントラランドはNEXTMONEYの1月7日の特集記事「サムスンがDecentralandのメタバースにバーチャルストアをオープン」で報じたように、韓国の大手テクノロジー企業であるサムスン(Samsung)は、「サムスン837X」と呼ばれる新しいバーチャルストアをディセントラランドに期間限定でオープンしている。

サムスンがDecentralandのメタバースにバーチャルストアをオープン

2022.01.07

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