MarathonDigital、78,000ビットコインマイニングマシンを9億ドルで購入

Marathon Digital が9億ドル相当のマイニングマシンを購入

Marathon Digital Holdingsは、9億ドル近くを費やして、最新世代のAntminer S-19XPマイニング機器を78,000台購入した事がわかった。

最大の仮想通貨マイニング会社の1つであるMarathonDigital Holdingsは、中国のマイニング機器メーカーBitmain社から78,000台のAntminer S-19 XPMinersを購入。機器の購入費用は約9億ドル(約1,035億円)に上った。

Marathon Digitalはマイニング活動を深める

SEC(米国証券取引委員会)に提出された文章によると、Marathon Digitalは、2022年の後半に機械を受け取り、Bitmain社が、7月から12月まで毎月同社へ出荷するとのこと。

機器は最新世代機器AntminerS-19 XPMinersで、1週間前に購入の事実が発表されていたものの、購入価格については、12月29日(水曜日)にはいってようやく明らかになった。この情報が開示sれると、同社の株式は1日で10%急上昇した。同社は、2023年初頭までに約20万ビットコインマイニング機器で、約23.3 EH / sを生産するまで事業を拡大すると見込んでいる。これは、現在の生産レベルから600%の増加に相当する飛躍的な業績にあたる。

5億ドルの資金調達でBTCとBTCマイニングリグを購入予定

2021年11月、Marathon Digitalは、シニア転換社債の発行を通じて5億ドル(約575億円)を調達する計画を明らかにし、収益をビットコインとビットコインマイニングマシンの購入に使用する事を明らかにした。

同社は、仮想通貨を購入するために債務調達した初の上場企業ではなく、NASDAQに上昇する大手企業MicroStrategyでは、債務調達を複数回行っており、最終的にはビットコイン購入のために10億ドル以上を調達している。

Stronghold Digitalも購入したマイニングマシン

12月初め、ペンシルベニアを拠点とする企業Stronghold Digital Miningは、9,080台のBitmain社およびMicroBTマイニングリグを購入。この購入により、発電容量に1秒あたり約826ペタハッシュ(PH / s)を追加できるようになった。

Stronghold Digitalは、2022年の第1四半期までにマイニングリグを受け取り、これらはすべて、完全所有の発電施設に設置される予定とのこと。また、同社は54,000台のマイニングリグを追加で取得し、合計ハッシュレートが毎秒5.2エグザハッシュになることを認めている。

事業体は、長期戦略に焦点を当てた別の取引を発表。NYDIG(New York Digital Investment Group)と約5,400万ドル(約62億円)で設備融資契約を締結。同取引は、Bitmainから12,000台のS19j Pro Antminersを購入することで担保されており、Strongholdはすでに1,860万ドル(約21億円)の前払い金を受け取った事が確認されている。

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