メタバーストークンが今、急上昇している
Play-to-earn(※1)とメタバーストークンが突出しており、なかでもSANDとMANAはどちらも急上昇している事が分かった。
ブロックチェーンゲームで遊んで仮想通貨を稼ぎ、NFTなおでレベルアップさせて価値を高める事ができる収益型ゲームを言う。
メタバース(※2)愛好家にとって、特に仮想通貨全体の評価に関しては、エキサイティングな数日であり、いくつかの例外を除き、より広い市場はかなり不安定で優柔不断だが、もちろん、Play-to-earnとメタバースのトークンが飛び出しつつある。
コンピュータやコンピューターネットワークの中に構築されたものであり、現実世界とは異なる3次元仮想空間やサービスのこと言う。
どこでも利益
CoinMarketCapのメタバースボードを見ると、このトピックに関係するプロジェクトの80%以上が、価格上昇取引されていることがわかる。
特に過去数日間目を見張るのが、ザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)で、11月26日(金曜日)14時半時点でのSAND価格は、1SAND=813円前後で取引されており、前日同時刻では-8.55%と下落しているものの、1週間でみると、69.23%の上昇を遂げており、時価総額は7,232億円を超え、時価総額別上位メタバーストークンランキングで3位となった。最大のプロジェクトであるディセントラランド(Decentraland/MANA)は、同チャートで、1MANA= 578円、前日同時刻比-3.47%、1週間で20.92%の上昇、時価総額は1兆451億円を超えている。さらに2位のアクシエインフィニティ(Axie Infinity/AXS)は、1AXS=15,000円台で推移しており、前日同時刻比-2.26%、1週間で6.75%の上昇。時価総額は9,391億円を超えている。
急上昇の原動力とは
Facebookが社名をMeta(メタ)にリブランドして以降続いている一般的な誇大宣伝以外に、P2Eコインの大幅な増加の背景にある特別な理由はないとみられる。
ただし、市場セグメントには多くのインフラストラクチャースマートマネーが投資されていることにも言及する価値がある。たとえば、Enjin(エンジン)は、分散化に向けて設計されたエコシステムのプロジェクトを支援するため、1億ドルの基金を設立することで、メタバースの調査に向けた準備を進めている。
また、人気仮想通貨取引所の1つであるKuCoin(クーコイン)は、投資および研究部門であるKuCoin Labsを通じて1億ドル(約114億円)のファンドを立ち上げ、メタバース分野の初期プロジェクトへの資金提供を目指している。
一方、ニューヨークに本拠を構える仮想通貨取引所Geminiの共同創設者である兄、タイラー・ウィンクルボス(Tyler Winklevoss)と弟のキャメロン・ウィンクルボス(Cameron Winklevoss)兄弟、米国のソフトウェア開発者のマーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏、資産家のアラン・ハワード(Alan Howard)氏、Digital Currency Groupなどの著名な機関投資家やベンチャーキャピタル企業は、NFT投資会社Sfermionを通じてメタバースの出現を加速するためにさらに1億ドルを調達した。