ベネズエラ当局、違法マイニング業者を摘発:100台以上のマシンを押収

ベネズエラ中央州で違法マイニング業者を摘発

ベネズエラ当局は、中央州の住宅地で100台以上のマイニングマシンを押収した事を発表した。

地元メディアの報道によると、ベネズエラの中央州であるミランダの住宅地にあるマイニング業者が、地域の配電システムに負担をかけているため、農場を特定した。この操作により、100台以上のマイニングマシンを押収。ベネズエラの仮想通貨規制当局であるSunacripは、当局の許可なく、違法なマイニング活動を行っていたとして捜査を開始し、警察と同国電力会社とSunacripの両方からの当局による、違法マイニング活動および業者をチェックするための検査を促した。

今回摘発された違法マイニング業者は解体され、設備はSunacripによって全て押収された。仮想通貨のマイニングはベネズエラでは完全に合法的な操作ではあるものの、電気システムを保護するように設計されたSunacripによって発行された許可の取得が必須だ。ただし、過去の出来事により、一部のマイニング業者は、Sunacripの監視を回避し、地下でマイニング業を違法に操業しているという。

ベネズエラ国内で続く違法マイニング業者の摘発

ベネズエラ当局が中央州で行った違法マイニング業者の摘発はこれだけではなく、同州の倉庫から165台のマイニングマシンの押収も発表されている。

この発作も警察とSunacrip役員の共同捜査による摘発であり、6月には、マイニング機械輸送時の許可を取得していないとして、道路検問所で400台以上のマイニングマシンを没収している。

ただし、ベネズエラでは、登録済みのマイニング業者でさえ、かつては電力会社とSunacripに問題を抱えていた過去がある。2021年8月、国営電力会社の役員が、カラボボ州で不正に登録されたビットコインマイニング業者への電力供給を遮断している。この件でSunacripは、影響を受けた当事者間を仲介しており、この業者は1切断から約1週間後には電力が再接続されている。

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