BakktがNYSEニューヨーク証券取引所に上場

Bakktがニューヨーク証券取引所に上場

ICE(Intercontinental Exchange=インターコンチネンタル取引所)のBakkt Holdings(バックトホールディングス)は、10月18日(月曜日)付けでNYSE(New York Stock Exchange=ニューヨーク証券取引所)にて、新たに株式公開された仮想通貨関連企業になった事が分かった。

株式公開企業になる計画を最初に概説してから数カ月経過した10月18日、株式市場に上場されることを発表。Bakktは、巨大証券取引所で株式を取引する仮想通貨関連企業として、Coinbaseなどの仲間入りを果たした。同社はNEXTMONEYの2021年1月8日付の特集記事「ビットコイン先物提供のBakkt、IPO(新規公開株)を計画」で報じたように、VPC Impact AcquisitionsHoldingsとの合併を通じてBakktが公開する意向を報告。ICEのビットコイン先物プラットフォームが米国の取引所で株式を取引する方法を明確にした直後に、両当事者は実際に合併し、企業価値は21億ドル(約2,400億円)と企業価値が推定された。

全ての交渉が完了したBakkt

Bakktは本日付でプレスリリースを発表し、すべての交渉が完了したことを報告。クラスA普通株式およびワラントのBakktの株式は、2021年10月18日月曜日に、ティッカーシンボルBKKTおよびBKKTWSでニューヨーク証券取引所で取引を開始すると報告したほか、同社のギャビン・マイケル(Gavin Michael)CEO(最高経営責任者)次のように述べた。

今日はBakktにとって特別な日です。企業結合を閉じることで、私たちが最善を尽くし続けるために必要な資本であるイノベーションを得られます。私たちは次の章に入るのを楽しみにしています。私たちは成長イニシアチブを推進し、デジタル経済をつなぐという私たちの使命を前進させることを楽しみにしています。

プレスリリースによると、同社は事業合併を通じて約4億5000万ドル(約514億円)の総収入を上げている。同社はこの資金を利用して、「プラットフォームの機能とマーケティング活動、および現在および将来のパートナーシップの加速」への投資に資金を提供する予定だ。

ビットコイン先物提供のBakkt、IPO(新規公開株)を計画

2021.01.08