ドージコイン付き中古テスラ車をソフトウェア会社が購入できる方法を見つける

中古のテスラがドージコインで購入できるように

イーロン・マスク(Elon Musk)氏が率いる電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)社はまだ電気自動車の支払いオプションとしてドージコイン(Dogecoin/DOGE)を追加していないものの、ブロックチェーンベースのソリューショ専門ソフトウェア会社が、DOGEでテスラ車購入を実現する方法を見つけた。

Bots Inc.は8月16日(月曜日)、顧客がドージコインや他の仮想通貨を使用して地元の自動車販売店から中古のテスラ車を購入できることを発表した。Botsは、最初に中古のテスラディーラーと個人にDOGEマーチャント処理サービスを提供するとのこと。

マスク氏のテスラ社は、2021年2月9日付のNEXTMONEYの特集記事「テスラ社、15億ドル相当のビットコイン保有判明でBTC最高値更新=保有額はマイクロストラテジー社に次ぐ」で報じたように、マイクロストラテジー社に次ぐビットコインに保有が明らかになっている。

また、同月には「イーロン・マスク氏、テスラ社がビットコインでの支払を受け入れたと発表」で報じているように、ビットコインの支払いを開始したものの、二酸化炭素排出量を理由に、「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じたように、3カ月足らずでビットコインを用いた支払いを停止。同氏は当時、自動車メーカーがドージコインの受け入れを開始するかどうかについては、幅広い憶測が飛び交い、「マスク氏、テスラが50%のクリーンエネルギー使用でビットコイン取引再開と述べる」で報じたように、クリーンエネルギーを50%以上使用することでビットコインの支払を再開すると語っていたが、現時点でもまだ再開されていない。

ドージコインは、2013年に単なるジョークとして誕生した仮想通貨だが、有名投資家や企業がその背後に重みを置き始めたことから、DOGEの価値が急上昇し、現在も脚光を浴び続けている。マスク氏は最大のドージコイン支持者として世界的にも広く知られており、文字通りドージを月に連れて行くことを約束したほか、マスク氏が率いる航空宇宙メーカーのSpaceXが2022年に月面ミッションを開始するための支払いとしてドージコインを受け入れるであろうことをほのめかしている。

ムスク氏のファンは、マスク氏の時折発信されるツイートでDOGE価格を上げ続けることを期待しており、当局者からは動向を注視されている。ドージコインは、市場全体が2021年5月初めに急落した際、ほとんどの仮想通貨よりも激しくクラッシュしたものの、最近、他のトップコインよりもさらに速く急上昇しており、目覚ましい回復を遂げている。CoinMarketCapの調べによると、8月17日18時半時点のドージコインの価格は、1DOGE=36円(0.335ドル)台後半で推移しており、前日同時刻比-0.21%、1週間で30.25%の回復を遂げており、時価総額も4兆8,151億円にまで回復している。

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