マスク氏、テスラが50%のクリーンエネルギー使用でビットコイン取引再開と述べる

テスラはクリーンエネルギー50%以上でBTC取引再開

ビットコインマイニングに使用されるエネルギーの少なくとも50%が再生可能エネルギー源からのものである場合、大手電機自動車メーカーのテスラ(Tesla)社は、ビットコイン取引を再開する事をイーロン・マスク(Elon Musk)氏が述べ、再び注目が集まっている。

NEXTMONEYの特集記事「テスラが「環境への多大なコスト」を理由に、ビットコインの支払いをやめる」で報じたように、テスラが2021年5月、電気自動車の支払い方法としてビットコインの受け入れを停止した後、マスク氏は、エネルギー消費に依存する特定条件で、テスラ社ビットコイン取引の受け取りを再開するとツイートした。

日本語訳)
将来の前向きな傾向を持つマイナーによる合理的な(約50%)クリーンエネルギー使用量の確認があったとき、テスラはビットコイン取引の許可を再開します。

テスラ社がビットコインの支払いを停止すると発表。ちょうど1カ月後の6月13(日曜日)、同社がBTC取引の許可を再開すると述べた。ただし、先にも述べたように、再開は特定条件を満たしたうえでの再開である事を明言しており、その1つの条件が、ビットコインマイニングに使用されるエネルギーの少なくとも 50%を、クリーン エネルギー源からのものと述べている。

なお、テスラ社は環境問題を理由に、5月に支払いオプションとしてのビットコインの受け入れを停止。その後マスク氏は、「イーロン・マスクとマイケル・セイラーがTwitter上で再生可能エネルギーについて話す」で報じたように、北米のビットコインマイナーと会い、マイニングでの再生可能エネルギーの使用について話し合っている。その後、マイナーはビットコインマイニングカウンシルを設立。「イーロン・マスク氏、ビットコインマイニング評議会の役わりを果たさない予定」で報じたように、マスク氏はビットコインマイニング評議会で正式な役割を果たさない予定であることが分かっている。

マスク氏のツイート後のビットコイン価格上昇

このツイートは、サイバーテクノロジーおよび関連サービスを提供する南アフリカ企業Sygniaのマグダ・ヴィエルジカ(Magda Wierzycka)CEO(最高経営責任者)への返信で述べたものだ。

マスク氏は、ビットコインが「市場を動かさずに簡単に清算できる」ことを確認するために、テスラは保有物の10%しか売却しなかったと主張。さらに同氏は、自身のソーシャルメディアの影響力を利用し、意図的にビットコイン価格に影響を与えているという主張を否定。ただし、意図的かどうかに関係なく、マスク氏のTwitter投稿の後には、ボラティリティが向上することがしばしばみられている事も事実である。

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