ドージコインがワトフォードFCのメインスポンサーに

ドージコインがワトフォードFCのメインスポンサーへ

人気ミームコインであるドージコイン(Dogecoin/DOGE)は、ハートフォードシャー州ワトフォードを拠点とする英国のプロサッカーチーム『ワトフォードFC(Watford F.C.)』のメインシャツスポンサーであるStake.comとのコラボレーションを実現させたことを発表した。

ドージコインはStake.comとのスポンサー契約の一環として、今シーズンからワトフォードFCのユニフォームにドージコインのロゴが入れられる事を明かした。このメインシャツのスポンサーであるStake.comとのコラボレーションには、約700,000ポンド(約1億円)の価値があるとされており、以前のビットコインとの100万ポンドの契約を大幅に更新する可能性が浮上している。以前から、ワトフォードFCのプレーヤーは、Sportsbet.ioとのスポンサー契約の一環として、プレミアリーグ2019/20シーズン中にシャツの袖にBTCロゴをつけていた。

ワトフォードFCはイギリスのプレミアリーグに2021年に昇格したチームで、クチョ・エルナンデス(Cucho Hernández)氏をはじめとした数多くの有名選手を抱えている。さらに、Stake.comはパートナーシップについて話題を集めるために、1,000万DOGE(※CoinMarketCap8月16日時点で約3億6,000万円相当)を提供することも計画中で、ワトフォードFC広報担当者は、次のように語っている。

2021/22年から、クラブのレコード契約により、プレミアリーグに戻ったときに、ステークがクラブの主要なシャツスポンサーになる予定です。


ドージコインによるスポンサーはほかにも

ドージコインによるスポンサーはこれが初めての例ではない。

2021年5月にCrypto.comは、イタリアセリエAの公式スポンサーになったことを発表しており、Crypto.comはそのほかにも、フォーミュラワン(Formula One=通称F1)やUFC(Ultimate Fighting Championship=アルティメットファイティングチャンピオンシップ)など、サッカー以外のスポーツ契約を結んでいることで知られている。実際、他の多くのエンターテインメントの領域と同様に、スポーツの世界はその進歩に仮想通貨を取り入れ始めており、2021年だけでも多くのクラブがファントークンを発行している。ファントークンはクラブのファンが購入することで、選手との交流やクラブの運営方針への投票ができるなど、ファンにとって多くのメリットが用意されている。

一方、ドージコインは今年の初めにイーロン・マスク(Elon Musk)やマーク・キューバン(Mark Cuban)などの著名人のソーシャルメディア活動により、大きな価格上昇を記録しており、8月16日13時時点でのCoinMarketCapの調べによると、時価総額4兆7,431億円を超え、7番目にランクインしている。