Okcoinがマルタとオランダで規制当局による仮想通貨ライセンスを確保

Okcoin がマルタとオランダで仮想通貨ライセンスを確保

グローバル仮想通貨取引所のOkcoinが7月28日(水曜日)、MFS(Malta Financial Services Authority=マルタ金融サービス局)の許可を受け、DNB(De Nederlandsche Bank=オランダ銀行:オランダの中央銀行)から正式に登録されたことを発表した。

7月29日(木曜日)の発表で、Okcoinは、オランダの中央銀行から正式な許可を受け、マルタ金融サービス局からの仮想金融資産ライセンスの原則承認を確保。Okcoinが最終的な認可を取得できれば、マルタでクラス4DABAライセンスを取得する唯一の米国ベースの仮想通貨取引所になり、取引および保管サービスを実施できるようになる。

世界で最も古い仮想通貨取引所の1つであるOkcoinは、2013年に設立され、それ以来185カ国以上の消費者にサービスを提供するように成長し、米国に本社を置いているものの、NEXTMONEYの特集記事「金融庁、OKCoin Japanを仮想通貨交換業者として登録」で報じたように、日本において金融庁の承認(関東財務局長第00020号 令和2年3月30日取得済)を取得した後、同年にシンガポールへ移転している。2018年以来、Okcoinはオランダの顧客に仮想通貨から仮想通貨への取引を提供し、2020年からオランダ中央銀行に仮想通貨サービスプロバイダーとして登録されている。

Okcoinはユーロで仮想通貨購入を容易にする計画

ヨーロッパの規制ベンチマークは、規制リスクを最小限に抑え、顧客がユーロで仮想通貨を購入しやすくするため、地元の銀行や決済プロバイダーと提携するOkcoinの計画の一部だ。

Okcoinのホン・ファン(Hong Fang)CEOは、ヨーロッパが現在、この地域でさらに拡大する計画を立てている同社の最優先事項であると述べ、この拡張をサポートするために、Okcoinは2021年に約25人の新しいチームメンバーを採用しており、同氏はプレスリリースの中で次のように語っている。

これらのライセンスにより、私たちはヨーロッパで積極的にプレゼンスを拡大し続け、ペイメントレールと銀行パートナーシップを追加して、小売および機関投資家の信頼できるパートナーとしての地位をさらに確立します。

実際、多くの仮想通貨およびブロックチェーン企業がマルタに拠点を設立し、欧州連合加盟国としてのマルタの有利な規則の恩恵を受けることを望んでおり、先月、オランダの当局者は、ビットコインのマイニング、販売、保有を完全に禁止する要請を行っている。

金融庁、OKCoin Japanを仮想通貨交換業者として登録

2020.03.31