ゴールドマンサックスのDeFiを申請:新ETFはInnovateDefiとBlockchainEquityETF

ゴールドマンサックスがSECにETF申請を提出

世界的な投資銀行大手のゴールドマンサックスの資産管理部門が、SEC(米国証券取引委員会)に、世界中の分散型金融およびブロックチェーンの公開企業にエクスポージャーを提供する上場投資信託(ETF)の申請を提出した事が分かった。

ゴールドマンサックス社の新しいETFは「InnovateDeFi」と「BlockchainEquityETF」と呼ばれる。7月26日(月曜日)に提出されたSEC(米国証券取引委員会)ファイリングによると、同社は証券貸付から保有する担保を除き、資産の少なくとも80%を原資産指数に含まれる証券に投資することを目指しており、公式ファイリングには次のように記載されている。

このインデックスは、ブロックチェーンテクノロジーの実装と金融のデジタル化という2つの主要テーマに沿った企業にエクスポージャーを提供するように設計されています。


ゴールドマン・サックスは仮想通貨商品を拡大中

ゴールドマンサックスは、新しい仮想通貨ETFが、仮想通貨企業への投資を検討している裕福株式投資家や、非常に人気のあるDeFiエコシステムへのエクスポージャーに門戸を開くことを望んでいる。また、ブロックチェーンインデックスは、さまざまなDeFiプロトコルとともにブロックチェーンおよび仮想通貨製品を提供する企業を追跡していく。

ゴールドマンサックスが投資を検討している適格市場には、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、韓国、スイス、オランダ、英国、米国が含まれる。同社は、初期の懐疑論から仮想通貨、特にビットコイン(Bitcoin/BTC)に向けて長い道のりを歩んできた。最近、ビットコイン先物サービスを顧客に提供した米国初の主要銀行になった事も記憶に新しい。一般的に、ビットコインと仮想通貨に対するスタンスの変化の主な理由は、膨大なクライアントの需要による事が大きい。

もう1行の米国大手銀行のJPモルガンもまた、大量の需要のために同行のスタンスを変えなければならなかったが、2021年の初めに同行は十分な需要がない限り仮想通貨関連の製品を提供するつもりはないと述べ、1カ月以内にビットコイン投資ファンドを発表している。

SECは現在、計12件を超えるビットコインETF申請を保留の状態で長らく保有しているが、それらのいくつかの決定については遅らせている。