北米最大のマイナーの1人がフレアガスエネルギーを利用してマイニング

フレアガスからのエネルギーを利用してビットコインマイニング

ビットコイン(Bitcoin/BTC)マイニングの環境への影響をめぐる議論が続く中、米国・コロラド州デンバーを拠点とするCrusoe Energy(クルーソーエナジー)のフレアガスからのエネルギーを使用してビットコインマイニングに挑戦する同社の運営に注目が集まっている。

Crusoe Energyでは、フレアガスエネルギーを利用することで、二酸化炭素排出量を半分以上削減。それ以外の場合は、道路から約1,700台の車を取り除くことと同じ温室効果ガスの抑制効果があるという。同社は天然ガスを発電機に迂回させるための配管システムを設置しており、発電機がビットコインのマイニング作業に電力を供給する。

石油会社は通常、石油掘削現場で偶然に天然ガスを見つけたときに、天然ガスまたはフレアガスを燃やす。同社の設立以来、その努力はフレアリングの10億立方フィートの削減につながっているという。本社のコロラド州、モンタナ州、ノースダコタ州など、現在複数の州にユニットがあり、同社は現在、北米で最大のビットコインマイニング事業社の1つである。

代替エネルギー源によるマイニング

今年のビットコイン最大の成果の1つは、可否は別として、法定通貨として採用するというエルサルバドルの決定だろう。このニュースは、当NEXTMONEYの「エルサルバドルが圧倒的多数で正式にビットコインを法定通貨として可決」でも報じている。

エルサルバドルでビットコイン法は6月9日(水曜日)決定の直後に、ナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領は、「IMFはエルサルバドルのビットコインを法定通貨に採用した事に懸念を表明」の特集記事の中で触れているように、現在約20の活火山を有する同国で、ビットコインをマイニングするために火山エネルギーを利用する計画を明らかにしている。

ブケレ大統領はその後すぐにフォローアップし、エンジニアが新しい井戸を掘ったことを確認。これにより、エルサルバドルの火山から約95MWのクリーンな地熱エネルギーが供給されると明らかにした。

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