BlockFiが誤って2100万ドル相当のビットコインをユーザーへ送信

BlockFiがユーザーにビットコインを誤送信

仮想通貨の貸し出しサービスを提供するBlockFi(ブロックファイ)が、プロモーションの一環として誤って大量のビットコインをユーザーに送信し、それを元に戻す作業を行っていることが分かった。

BlockFiによると、一部の顧客はアカウントで最大700BTCを受け取っており、これらの支払いは、BlockFiが実行しているステーブルコインプロモーションに関連したもので、BlockFiインタレストアカウントで一定のドル残高を維持するために顧客に追加のメリットをもたらす。ボーナスには、パートナーをプラットフォームに登録することによる収入も含まれていたとのこと。

BlockFiはステーブルコインの支払総額を発行したとみられ、プロモーションの宣伝時に発表されたGUSDではなく、ビットコインを一部のユーザーに送信。この問題は最初にソーシャルメディアで一気に広まり、資金の一部は実際にプラットフォームから引き出されたとのことだ。しかし、この問題は、この状況全体を悪用する意図がなかったユーザーにも影響を及ぼしており、Redditの顧客が公開したケースでは、不正行為で告発されており、BlockFiは悪意なく誤送信されたビットコインを使用したユーザーに対して訴訟を起こすと述べていることが分かった。

BlockFiの回答

BlockFiによるビットコインの誤送信が発生した後、同社はTwitterを介して声明を発表している。

同社の5月20日付のツイートには、誤送信されたこれらの資金の大部分はすぐに特定され、即座に取り消されたとのことだが、約100人の顧客がこれらの資金を引き出すことができたと述べている。同社のエクスポージャー(※リスクにさらされている資金)は現在約1,000万ドル(約10億円)あったものの、クライアントが資金を返還するにつれてエクスポージャーも急速に減少しており、誤送信を理解し、資金を返したユーザーに対し、非常に感謝していると述べた。

BlockFiの誤送信は、不満を抱えていたユーザーに火をつける形となり、あるユーザーは、この問題の結果としてプラットフォームを完全に離れることになると報告した。

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