イーロン・マスク氏がDOGE-1ミッション開始を発表
イーロン・マスク（Elon Musk）氏によって設立された民間宇宙機関であるスペースX（SpaceX）社は、GEC（Geometric Energy Corporation）と協力して月への「DOGE-1ミッション」を開始すると発表した。
商業宇宙飛行のパイオニアであり、火星への旅行計画において、宇宙探査会社であるSpaceXが5月9日（日曜日）、再生可能エネルギー関連企業であるGeometric EnergyCorporationと提携してDOGE-1と呼ばれる新しいミッションを開始するとのこと。発表によると、ミッションの最初の目的は、月に商用ペイロード（※１）を置くことだが、このミッションの特徴としてスペースXのCEOであるマスク氏によって普及したドージコインを使用して全額支払われたとのこと。
衛星打ち上げ発表の裏でDOGEが値下がり
衛星の打ち上げは再生可能エネルギーベースの会社であるGeometric EnergyCorporationと提携して行われるとのことで、仮想通貨のDOGEから取り、DOGE-1と名付けられている。今回のミッション名は、仮想通貨の値上がりがムーンと呼ばれること、仮想通貨DOGEの価格がムーンすることに掛けて名付けられたとのこと。
宇宙へのニュースとは対照的に、ほとんどのドージコイン投資家は、サタデーナイトライブでのマスク氏の長い間期待されていた登場によって価格の上昇を期待していたが、実際には0.65ドルから0.43ドルに価格を大きく下げることになっている。なお、マスク氏はソーシャルメディア界にて、NEXTMONEYの特集記事「ドージコインが再び急騰：マスク氏は自分を「Dogefather」と呼ぶ」で報じているように、「Dogefather」と呼ばれている。
CoinMarketCapより画像引用
その一方で、DOGEは先月は800%以上価格を上昇させ、現在では4番目に大きいデジタル通貨となっている。CoinMarketCapの調べによると、5月10日付のドージコインの価格は、1DOGE=57円（0.5ドル）前後で推移しており、前日同時刻比11.89%、1週間で35.83%の上昇を見せており、時価総額も 7兆3,687億円を超えている。これによりテスラは、電気自動車メーカーでありながら、自動車よりもビットコインの販売でより多くの収益を稼いでおり、テスラの収益はコンセンサスの期待を上回っている。
