eBay、プラットフォームに仮想通貨支払いオプションの追加を検討

eBayが仮想通貨支払いオプションの追加を検討

インターネットオークション市場で世界最多利用者数を誇るオンラインマーケティングプラットフォームのeBayが、非代替トークン(NFT)業界を調査しながら、支払い方法に仮想通貨を受け入れることを検討していることが分かった。

2021年5月3日(月曜日)、CNBCインタビューで、eBayのジェイミー・イアンノーネ(Jamie Iannone)CEO(最高経営責任者)は、eコマース大手のPayPalが仮想通貨などの他の支払いオプションの追加を検討していると述べた。イアンノーネCEOは、PayPalがプラットフォームで仮想通貨支払いの受け入れを開始する時期についても、受け入れる正確な仮想通貨資産についても言及していないまた、eBayの声明によると、仮想通貨支払いオプションを有効にすることを急いではいないとのことだ。

仮想通貨市場はNFTからデジタル資産の採用へ

仮想通貨業界は主要企業からの採用のレベルが増加しており、最近では多くの大手企業がビットコインやその他のデジタル資産を支払い方法として受け入れ始めているのが現状だ。2021年3月には、当NEXTMONEYの特集記事 「イーロン・マスク氏、テスラ社がビットコインでの支払を受け入れたと発表」でも特集で報じているように、電気自動車メーカーのテスラ(Tesla)が、顧客がビットコインで製品の代金を支払うことを可能にしている。

さらに、eBayの元子会社であるPayPalも、「米国ユーザー、CoinbaseからPayPalで仮想通貨を購入できるように」で報じたように、仮想通貨購入サービスを新たに開始したおか、5月4日付けの当サイトの「PayPal、ステーブルコインの立ち上げを模索で開発者間ラウンド実施」で報じているように、ステーブルコインの立ち上げを模索するなど、現在PayPalは積極的な仮想通貨市場とのつながりを持ち始めている。

eBayのCEOは、同社がNFTセクターを調査していることも明らかにしており、次のように語っている。

私たちはNFTセクターを検討し、eBayで簡単にそれを有効にする方法の機会を模索しています。収集品について考えるとき、本当に収集可能なものはすべてeBayで数十年前から知られており、今後数十年も続くでしょう。

NFTは、2021年に絶大な人気を博し、さまざまな有名人やNYSE(ニューヨーク証券取引所)でさえNFTの時流に乗っており、ebayもこれに続く形となると考えられる。

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