カナダ・メトロバンクーバーの投資家、仮想通貨詐欺の餌食で最大40万ドルの被害

カナダで仮想通貨詐欺が頻発

カナダ・ブリティッシュコロンビア州南西部に位置するメトロバンクーバー(Metro Vancouver)で、仮想通貨詐欺が再び発生し、すでに数十万ドルの地元住民らが被害に遭っていることが分かった。

米国・リッチモンド(Richmond)の調査員は、メトロバンクーバーの投資家から数千ドルを奪っている偽ウェブサイトに関するいくつかの報告を受けているとのこと。実際、RCMP(Royal Canadian Mounted Police=王立カナダ騎馬警察/王立カナダ国家憲兵)は、3月16日の時点で、警察は3月の初めから投資家から約40万ドル(約4,300万円)の被害につながる仮想通貨詐欺の報告を受けたと述べている。

RCPMが報告を受けた4件の被害届は、すべてが個別のケースで、被害者は彼らに利益を提供する合法的なウェブサイトに少量でテスト投資をするように誘惑されたとのこと。誘導先のウェブサイトは本物と酷似しており、見分けがつきにくく、本物と信じて被害更は多額の投資を続けていたことが分かっている。被害に遭った投資家らは、当初引き出しが可能とされていたお金を引き出せなかったことで、詐欺被害に気付いたという。リッチモンドRCMP経済犯罪Cplのメリッサ・ルイ(Melissa Lui)氏は次のように述べた。

投資を選択する人は、銀行情報を共有したり、オンラインで仮想通貨を購入したり、誰かに送金したりする前に、徹底的に調査する必要があります。

現在、RCPMでは、関連および酷似する仮想通貨詐欺に関する情報の収集に努めており、今後被害が拡大する可能性もあると指摘している。

カナダでは2019年頃より仮想通貨関連詐欺被害が頻発

カナダでは、仮想通貨犯罪に対して目を光らせているものの、昨年から今年にかけていくつかの仮想通貨詐欺被害が明らかになっている。

2019年8月から10月にかけて、14件の電話ビットコイン詐欺が66,000ドルを超える市民をだましていることを発見。2020年10月にデルタ警察は、カナダのサービス部門から来たと主張する人物から、ビットコインを購入するように指示され、6,000ドルを失った被害の報告を受けているとのこと。さらに2020年2月4日には、社会保険番号が犯人側に知られたうえで、警察官を名乗る人物に、偽RCMP IDを提示され、ビットコインを要求。万が一指示に従わない場合、その日の午後に逮捕すると脅されていた事が発覚。被害者は、逮捕回避のため、指定QRコードを使用し、指定アドレスへ地元のビットコインATMからBTCを送信したという。

他にも、google Playギフトカードを購入し、カードの裏面にあるセキュリティ番号を特定して発信者に提供するように指示されるなど、ビットコインやインターネット上での詐欺被害が相次いでいるとのこと。RCMP側は、警察の問題に対処するために、RCMPがビットコインの支払いやギフトカードの購入を要求することは決してないと述べ注意を促している。

NEXTMONEYの特集記事「ツイッター乗っ取り事件で、130近いアカウントが仮想通貨詐欺の標的に」、「10代のツイッターハッカー、司法取引でビットコイン詐欺で懲役3年」で報じたように、日頃、気軽に利用するSNSでも詐欺被害が発生している事から、今一度セキュリティを見直し、十分な警戒心を持つことが重要である。

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