VisaCEO、仮想通貨が「非常に主流」になる可能性があると主張

VisaCEOは仮想通貨が非常に主流になるとみている

世界的カード決済事業を展開しているVisa(ビザ)のアル・ケリー(Al Kelly)CEO(最高経営責任者)が、Visaが仮想通貨ブームの真っ只中にいることを望んでおり、「LeadershipNextポッドキャストで、Fortune(フォーチュン)のアラン・マレー(Alan Murray)CEOとの会話の中で、仮想通貨は5年以内に「非常に主流」になる可能性があると述べたことが分かった。

ケリー氏は、彼らが流行に陥る可能性も排除していないものの、その“真っ只中”にいると考えており、次のように語っている。

仮想通貨がどの程度羽ばたくのかは未知数であるが、5年後には流行で大したことではなかったと言えるのか、それとも非常に主流になるのかを知るほど私は賢くはありませんが、会社が今日その真っ只中にいることを確認することは可能です。

同氏は、ビザは現在、支払いだけに焦点を当てるのではなく、お金の動きがすべてだと主張しており、かなりのシェア以上のボリュームを手に入れることができれば、そのための準備をしたいと考えており、非常に良いスタートを切ったと述べている。

ビットコインとステーブルコイン

Visaで銀行のクライアントがビットコインサービスを提供できるようになり、ケリー氏は仮想通貨を2つのバケットに分割するべく、事業展開をしている。

同氏は、ビットコインを「金のデジタル後継者」と見なしており、そのためにVisaは仮想通貨の購入を可能にし、主力仮想通貨のシームレスでフラットな変換を可能にするために取り組んでいると述べている。同カテゴリーでは、VISA資格情報でビットコインの購入を有効にするという2つのことを試みている。

第二に、ビットコインを法定通貨に変換できるようにするため、いくつかのビットコインウォレットを操作する。他のカテゴリーとなるCBDC(中央銀行の発行するデジタル通貨)が強力な支払い手段になる可能性があると予測しており、2020年12月、VisaはUSD Coinのステーブルコインをネットワークに追加し、USDCクレジットカードへの道を開いている。