メキシコの大富豪、Twittrプロフィールをビットコインに変更

メキシコの大富豪のツイッタープロフィールにビットコイン

メキシコの大富豪で広く知られるリカルド・サリナス・プリエゴ(Ricardo Salinas Pliego)氏が、Twitterのプロフィールに「#Bitcoin」に変更したことが分かった。

Ricardo Salinas Pliego 公式Twitterより画像引用

サリナス氏は、MicroStrategyのマイケル・セイラー(Michael Saylor)氏や、Skybridgeのアンソニー・スカラムチ(Anthony Scaramucci)氏、そしてイーロン・マスク(Elon Musk)氏など、ビットコイン(Bitcoin/BTC)のサポーターとして知られる裕福な人々の仲間入りをした。同氏メキシコで1、2を争う富豪で、純資産は132億ドル、約1兆4,000億円と言われている。なお、同氏は、メキシコで2番目に大きな放送局であるTVElektraと家電および電子機器の小売業者であるGrupoElektraで構成される、メキシコのメディアおよび小売コングロマリットであるGrupoSalinasの創設者兼会長である。

サリナス氏とビットコイン

サリナス氏はかねてよりビットコインに注目しており、2020年10月21日、経済学者セイフディェン・アモウス(SaifedeanAmmous)氏によるTheBitcoinStandardを含む本の推奨事項のリストを投稿している。

その1カ月後の11月17日、サリナス氏はラテンアメリカの銀行システムにおける法定紙幣への攻撃をツイートし、ポートフォリオを多様化するのは良いことだと述べている。また、同氏はビットコインについてのインタビューを投稿しており、その後のツイートには、通貨に興味があるかもしれない彼自身のフォロワーに対し、ビットコインの第一人者であるダン・ヘルド(Dan Held)氏のアカウントをフォローするようにアドバイスもしている。

そして昨日、サリナス氏はヘルド氏をリツイートしており、サリナス氏とヘルド氏のペアを祝うかのように、ビットコインは4万ドルの価格に達している。CoinMarketCapの調べによると、ビットコイン価格は現在、4,118,000台後半で推移しており、前日同時刻比-1.09%、1週間で12.80%の上昇で、時価総額は76兆7,000億円となっている。

なお、サリナス氏は昨年11月、ビットコインに流動ポートフォリオの10%所有していると述べている。