ブルームバーグアナリスト、BTCは2022年までに17万ドルに達する可能性
ブルームバーグアナリストによると、ビットコインは史上最高値を記録し、2022年までに17万ドルに達する可能性があることを明らかにした。ブルームバーグのYouTubeチャンネルにて、ビットコインは過去の金(GOLD)と同じような価格推移をたどる可能性があり、20,000ドルを境に調整が行われる可能性を指摘している。
現在ビットコインは過去最高値の20,000ドルに向けて、17,000ドルから18,500ドルの間で価格推移しており、金は最近、過去最高の米ドル高を突破し、1オンスあたり2,000ドルを超えた後、価格を下落し調整を行なっている。ブルームバーグインテリジェンスのストラテジストであるマイク・マクグローン氏氏は、ビットコインでも同じことが起こる可能性があると考えているようだ。
マクグローン氏は「私が恐れているのは、おそらく金と同じようなことが起こるのではないかということです。短期的に、20000ドルはかなり良いレジスタンスになるでしょう。実際、金は2000ドル到達後、強気相場の中で調整が続いています。」と述べた。しかし、マクグローン氏は長期的には、今後数年間でビットコインがさらに強気になると予想しており、次のように続けた。
今年のビットコインの価格は昨年より一桁増えています。昨年末には約7,000ドルだったことを忘れないでください。過去のパフォーマンスを見る限り、来年または2年後にはまた一桁価格が増えている可能性があるでしょう。
マクグローン氏は具体的な数値は言及しなかったが、ビットコインの価格について2022年までに17万ドル〜18万ドルに到達すると示唆している。さらにビットコインの価格変動については、ビットコインは金のデジタルバージョンになるとの考えを明らかにしており、ビットコインのボラティリティが低下していることを過去の金と同一視している。
マクグローン氏は今年、MicroStrategyやJack Dorsey’s Squareなど、多くの主流の金融プレーヤーがビットコインのスタックを購入していることにも注目しており、広く一般的にビットコインの需要が上がっていることも良い兆候だとしているとのこと。今回の価格予想は少々大胆にも感じられるが、過去のビットコインの値動きや、金との比較によりその可能性は現実味を帯びている。