イーロン・マスク氏はTwitterユーザーに検証費用の支払い強制の可能性大

イーロン・マスク氏がユーザーに検証費用の支払いを強制する可能性

Twitter社の買収完了後1週間もしないうちに、イーロン・マスク(Elon Musk)氏はソーシャルプラットフォームTwitterに対し、大きな変更を求めており、最初の変更は検証サービスで、ユーザーに対して検証費用の支払いを強制する可能性が高いと噂されている事が分かった。

伝えられるところによると、マスクCEO(最高経営責任者)は従業員に、切望されているTwitter の青い認証チェックマークの後ろにペイウォールを設置するよう強制。従わない場合、彼らは会社から解雇されるという。広く流布している噂によると、Twitter ユーザーは今後、認証のために月額20ドルの支払いを求められる可能性が高いという。

マスク氏の計画は、Twitterブルー(Twitterで追加機能を提供する月額サブスクリプションサービス)のコストに対し、4.99ドルから19.99ドル(約740円から2,965円)へと4倍に変更。ユーザーを確認するには、より高価な新しいサブスクリプションも必要になるとのこと。The Vergeによると、既に認証されているユーザーは、90日間Twitterブルーの購読機関が設けられ、期間内に支払いがなされない場合、購読を失うとのこと。

世論調査では購読費用の支払いに否定意見が多数集まる

10月30比(日曜日)、従業員はプロジェクトを11月7日(金曜日)までに実施しなければ解雇されると告げられたという。同日、マスクは検証プロセスがすでに「改良」されていることを明らかにしている。

日本語訳:
現在、検証プロセス全体が改良されています

米国のインターネット起業家ジェイソン・カラカニス(Jason Calacanis)氏は、ツイッターを通じて世論調査を実施し、フォロワーにプラットフォームの購読を維持するためにいくら支払う気があるかを尋ねており、回答者は圧倒的な数で「支払わない」と述べている。この世論調査に対してマスク氏は、世論調査の結果について「興味深い」と答えている。しかし、元Twitter COO(最高執行責任者) のアンソニー・ノト(Anthony Noto)氏は、回答者の大半が完全に正直ではないと考えており、次のようにツイートしている。

日本語訳:
これらの答えはどれも十分に高くありません。人々は月額 49 ドルを支払うことになります。おそらく、より良いモデルは、基本検証料金を請求し、特定の規模を超えるフォロワーごとの料金を請求することです.どちらのアイデアも、多くの二次的な利点を生み出します。

マスク氏は、会社の所有権を引き継ぐ前に、Twitterのスパムボット問題に対処すると同時に、言論の自由をより歓迎するプラットフォームにすることを約束しており、すでに同社の経営幹部を解雇したうえで、さらなるレイオフも計画している。