11月にマルタで「マルタブロックチェーンサミット」の開催が決定

来月の11月1日と2日にブロックチェーン大国として知られるマルタ共和国で「マルタブロックチェーンサミット」が開催される。
本サミットの登壇者には、マルタ共和国の大統領であるジョセフ・ムスカット氏や、アメリカの有名プログラマーであるジョン・マカフィー氏、また世界で初めて市民権を得たAIロボットのソフィアなどが名を連ねておりサミットが開催される前から世界中で大きな話題となっている。

マルタ共和国には世界有数の仮想通貨取引所であるバイナンス(Binance)や、オーケーイーエックス(OKEx)などが現在拠点を置いている。バイナンスは最近マルタ共和国の株式取引所と業務提携をし、セキュリティートークンを新たに発行する予定だと発表した。このような動向を見てわかる様にマルタ共和国は日本と同じ小さな島国であるにも関わらずブロックチェーンを活用して世界経済と渡り合おうとしている。

来月11に開催される予定のこのサミットは世界中の投資家や仮想通貨愛好家から注目されており、今とてもホットな話題となっている。このイベントでは大掛かりな博覧会、ハッカソン、ブロックチェーン大賞の授賞式などが開催される予定だという。

このイベントには約4000以上の企業や団体の参加が予想されており、その他にも約1000人の投資家や約300人の協賛者、約100人の登壇者がイベントに参加する予定だという。このイベントの開催により仮想通貨業界が再び盛り上がりを見せるのはほぼ間違いない事だろう。

このイベントには、マルタ共和国の大統領ジョセフ・ムスカット氏を筆頭にブロックチェーン共同開発者であるW・スコット・ストーネッタ氏やEthereum(ETH)の共同創設者のチャールズ・ホスキンソン氏、Evercoin Exchange創設者ミコ・マツムラ氏など仮想通貨業界の有名人、インフルエンサーが多数参加するとされている。

これまで多くの取引所が拠点をマルタに移していることや、マルタ政府の仮想通貨に対する姿勢からも、マルタ共和国が世界で最もブロックチェーンが盛んな国となることは容易に予想することが出来る。事実として今年の8月の時点で博覧会本サミットのチケットは売り切れているこれらの事からわかるようにこのイベントの注目度は非常に高く、今年行われるブロックチェーンに関するイベントで一番の盛り上がりを見せる可能性は十分にあると言えるであろう。