家宅捜査を受けた韓国仮想通貨取引所Upbit(アップビット)の内部監査が潔白を証言
韓国の大手仮想通貨取引所であるUpbit(アップビット)は、今回の改ざんの事件に関して、内部監査を行なった結果、顧客管理シートを改竄していない事、顧客投資家を欺いていない事を証言しました。
しかし、Upbit(アップビット)が仮想通貨の保有に偽りがないことを証明している監査データはまだ公表していません。
Upbit(アップビット)は、今月の10、11日に、詐欺などの疑いを受けて韓国国内の検察が家宅捜索を行いました。
今回、UPbitが疑いの目を向けられている理由は、実際に仮想通貨を保有せずに、投資家の売買取引を処理しているということで、地元警察は、取引所がビットコイン、イーサリアム、その他の仮想通貨で大量のユーザーの資金を保有していると偽った容疑で捜査していました。
内部監査での結果は詐欺の疑いはないとのことでしたが、韓国金融委員会(FSC)、韓国金融情報院(KIU)、地元警察によるUpbit(アップビット)への公式調査はまだ進行中で、今週中にも発表があるようです。
複数の内部情報筋によると、当時の取引所プラットフォーム上には130種類の仮想通貨が上場されていたが、Upbit(アップビット)は約90種類の仮想通貨ウォレットアドレスしか管理されていなかったため、今回の調査・家宅捜索に至ったのではないかと予測されています。
今回の発表はUpbit内部の調査結果であり、公式発表はまだされていません。
アルトコイン取引が盛んな韓国で最大規模の取引所であるUpbitの動向は要注目です。