仮想通貨取引所OKEx、インドでの取引所サービスを開始

仮想通貨取引所OKEx、インドでの取引所サービスを開始

マルタを拠点とする人気のスポットおよびデリバティブ取引所であるOKExは、インドの仮想通貨市場に注目し、取引手数料ゼロでピアツーピアの仮想通貨取引所をインドに立ち上げたことを発表した。

OKExの最高経営責任者であるジェイ・ハオ氏は、最近のインドへの取り組みについてコメントし、インドのユーザーのエコロジカルなレイアウトと全体的な取引体験を改善することを約束した。またハオ氏は取引所の開設について次のように述べている。

私たちは、スポットおよび多くの種類のデリバティブを含むインドのトレーダーにワンストップサービスを提供することにより、インドのトレーダーを国際的な暗号取引市場に接続することを約束します。さらに、OKExはインドのエコロジカルレイアウトをさらに改善し、インドのユーザーの取引体験を強化したいと考えています。

プラットフォームはビットコインとUSDTの取引ペアを全国の法定通貨-INRに対して提供される。また同社は、需要が高まったら後で他のコインを追加することを約束しており、同社は8月5日にプラットフォームを立ち上げた。さらに、このプラットフォームでは、UPI、IMPS、NEFTなどの人気のあるオンライン決済ポータルを介したINR預金も許可される。

OKExは、インドの仮想通貨エコシステムにおける国際交流への関心が強まっており、シード資金調達ラウンド中に、インドのデリバティブ取引所であるCoinDCXにも投資している。これに伴い新しいプラットフォームを宣伝する無料プログラムを立ち上げており、ユーザーは、クイズ、ソーシャルメディアへの投稿、友達の紹介で構成されるプレゼントコンテストに参加することで利益を得ることができる。

インドの仮想通貨市場に興味を示しているのはOKExのみならず、世界有数の取引所であるBinanceもインド市場に大きな関心を示しており、インドの顧客向けにすでにINRオンボーディングの利用や、WazirX取引所も買収を行なっている。

実際にOKExの調査でも、インドの顧客の仮想通貨への関心が高まっていることがわかっており、現在、500万人のインド人が仮想通貨を保有しているほか、CoinDCXの別の分析では、BTC / INRの取引量が前月比1031.4%増加したことが明らかになっている。