ビットコイン(BTC)、2020年最高値を更新!|126億円相当のテザー発行が後押しか
仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)価格は、日本時間7:20頃に約118万円(CoinMarketCap価格参照)近くまで上昇し、2020年の最高値を更新した。上昇率はわずか24時間で約8%近く上昇しており、短期的なブルランを見せている。
CoinMarketCapより画像引用
今回のビットコイン価格の上昇については、先日NEXTMONEYで紹介した「ハッシュリボンの点灯」という長期的なトレンドの一部分に過ぎない。ハッシュリボンとは、30日移動平均線が60日移動平均線を上回っているかつ、10日移動平均線が20日移動平均線を上回った時に点灯する買いシグナルのひとつである。
このハッシュリボンはこれまで約10回ほどしかシグナルが点灯しておらず、BTC半減期後に発生したハッシュリボンは超長期的な上昇トレンドを示している。
プロトレーダーが分析するBTC相場
アルトコイン価格とテザー大量発行
そしてビットコイン以外の仮想通貨およびアルトコインについては、BTC価格に反比例して価格は一時的に下落した後、カカウが反発している。時価総額2位のイーサリアム(ETH)については、PoS(プルーフ・オフ・ステークス)に変更される大型アップデートの発表により大幅な価格下落は見られいない。また27日時点でXRP価格は-3.8%近い下落率を記録したが、28日時点で前日比+6.9%の上昇率を記録してる。
そして急激なビットコインの価格上昇について一部では、世界最大の取引量を誇るステーブルコインTether(USDT)が関係してるのではないかと多くの声が上がっている。トランザクションを追跡するWhale Alert(@whale_alert)が27日に報告した内容によると、テザーが1億2000万ドル(126億円)相当のUSDTを発行した。この発行がBTC価格を後押ししたのではないかと噂されている。
💵 💵 💵 💵 💵 💵 💵 💵 💵 💵 120,000,000 #USDT (120,734,838 USD) minted at Tether Treasury
— Whale Alert (@whale_alert) July 27, 2020