仮想通貨取引所フォビ、2020年3Qにビットコインオプション取引を開始

フォビ(Huobi)がビットコインオプションを開始

2013年に創業された仮想通貨取引所Huobi(フォビ)は、これまで世界130カ国以上の国や地域へサービス展開しており、顧客数・取引量共に世界トップレベルの取引所として広く認知されている。そのHuobiで、2020年の第3四半期にビットコインオプション取引を開始する計画が発表され、市場関係者を始め世界各国で注目されている。

英語とロシア語でニュース配信をしているFinance Magnatesに共有されたプレスリリースによると、シンガポールに本社を置くHuobiは、永続的な契約を提供する既存の先物プラットフォームに加え、新たにデリバティブ商品(金融派生商品)を追加する予定とのこと。

CoinMarketCapの調べによると、Huobiは最大のビットコイン先物取引所の1つであり、1位のBinance、2位のCoinbase Proに次ぐ世界第3位の取引量を誇る仮想通貨取引所だ。

Huobiはビットコインのオプションは、ビットコイン先物と非常に似ていると説明しているが、契約保有者は満期時に資産を購入する義務はなく、代わりにトレーダーは事前に決められたプレミアムを支払うことで終了できる。

仮想通貨派生商品需要の高まりの今

Huobiは、ビットコインオプションに対する市場の需要が急増している今、この商品の導入を急いでいる。しかしHuobiは、Deribit、CME Group、Binanceなど主要プラットフォームとの激しい競争に直面すると予想されている。先月、CMEグループでビットコインオプションの需要が10倍に急増したと報告されたが、Deribitは依然として市場の80%を占めています。

オプション契約についてHuobiは、ヨーロピアンスタイルになると説明しており、オプション購入者は満期時にのみ行使することができる。当初Huobiは、ビットコインオプションのみが提供される予定であると強調していたが、他のデジタル資産で拡張する計画は明らかにしていなかった、

Huobiでは、0.001 BTCという非常に低い最低ポジションも提供しているが、トレーダーがオプションのポジションを約10ドルでオープンできることを意味しているが、他の取引所と比べて、最小ポジションは1 BTCものコストがかかる可能性があるという。

ただし、契約はまだアルファテスト段階で、完了後にHuobi Futuresからモバイルトレーディングアプリケーションの提供がおこなわれ、続いてウエブおよびAPIの正式リリースを発表する予定だ。

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