米投資会社グレースケール社、19,879BTCを買い増し

グレイスケール社のビットコイン購入が加速!?

アメリカの大手投資会社であるグレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)社が、先週よりビットコインETF(Bitcoin Exchange Traded Funds)に19,879BTC(半減後53,588 BTC)を追加している。

グレイスケールインベストメンツは、5月のビットコイン半減期によってブロック報酬が半減して以降、ビットコインで約5億ドルを購入。今週、マイナーがブロックを生産するよりも約3倍速くBTCを購入していることが分かった。クリプトアナリストのケビン・ルーク(Kevin Rooke)氏の今月25日のツイートで「グレイスケール・インベストメンツは先週、ビットコイントラストに19,879 BTCを追加し、トークンのマイニングよりも速くビットコインを購入している。」とコメントしている。

グレイスケール社が先週、ビットコイントラスト社のために19,879ビットコイン(BTC/1億8,400万ドル)を購入し、ビットコイン補修数は約400,000BTCに達した。ルーク氏は、グレイスケール社が大量の仮想通貨を購入しているだけでなく、現在、新しいビットコインの約280%を追加で購入していると述べている。

ビットコインを担保に運用のBTC信託商品であるグレイスケール・ビットコイン・トラスト(Grayscale Bitcoin Trust/GBTC)を機関投資家に売却。2月上旬から5月中旬の4カ月の間におよそ6万枚のBTCを増やしている。GBTCの形で保存されているBTCの枚数はこの期間だけで28万3192枚から34万3954枚に増えている。

ルーク氏のツイートに対し、hodlonaut氏は「グレイスケール社は、ビットコイン半減期以降、採掘されたすべてのBTC + 14,000以上のBTCをテーブルから取り除きました。(日本語訳)」とTwitter上で指摘している。

グレースケールの市場支配!?

blockchain.comより画像引用

ビットコインは現在18,415百万BTCが流通しており、残りは失われたと推定されている。

グレイスケールは、5月11日の半減期以降、計53,588 BTCを購入していることが分かっているが、これは1日あたりの平均に換算すると日/1,190 BTCに相当。このペースで同日、同レートで購入し続けると2021年1月までに世界のBTC供給(625,069 BTC)の3.4%を所有し、2024年に次の半分になるまでに10%を所有する計算になる。

グレースケール社の創設者であるバリー・シルバート(Barry Silbert)氏は5月、ファンドは第2四半期に購入増加を示唆している。同社は、今月25日の運用資産が41億ドルであると発表し、グレイスケールの価値が2019年5月の21億ドルからほぼ倍増したことを裏付ける形での発表となった。

しかしグレイスケール社はビットコインだけを購入しているわけではない。ETHの購入も継続されているが、イーサリアムファンド(ETHE)については、3億7,600万ドルETHを所有しており、同社は2020年6月5時点で1億1,000万ドル相当のイーサリアム購入が判明している。

これまで、ビットコインは投資・投機目的で売買が行われており一時的な保有に過ぎなかったが、現在、仮想通貨市場で売買されているBTCの多くが保有目的で買い増しされている。果たしてこの購入目的の変化は今後の市場にどのような影響をもたらすのだろうか。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!