ビットメイン創設者ジハン・ウー、偽造で共同設立者を解雇した可能性が浮上

ビットメイン創設者ジハン・ウー、偽造で共同設立者を解雇した可能性が浮上

仮想通貨の世界最大マイニング企業であるBitmainを追放された元共同創設者であるミクリー・ザン・ケチュアン(Micree Zhan Ketua)氏は、今や因縁の相手と言えるかつての相棒、ジーハン・ウー(Jihan Wu)氏が、株主決定権を偽造し投票権を大幅に削減。ケチュアン氏を会社の取締役としての資格を剥奪したと主張している。

「ジハン・ウーは刑務所に行くかもしれない。ケチュアン氏は投稿の中で、ジハン氏が過去に行ったすべての違法行為をリストアップしている。ケチュアン氏はBitmain社の筆頭株主であり、持ち株36%と、59.6%の投票権を所有している。」

このTwitterは昨年10月29日、ケチュアン氏が出張中にもう一人の共同創設者であるウー氏から、Bitmainサインへ一斉に送られた突然の解任メールで同社を追放された事に対するケチュアン氏のコメントを掲載している。ケチュアン氏は法的措置を講じ、ビットメインに戻る意向を示している。なお、同氏追放により、IPOの失敗などの責任を取り、同社CEOを退いていたウー氏が再就任している。

ジハン・ウー氏とケチュアンの戦い

ケチュアン氏は、ライバルの共同創設者であり、ビットコインキャッシュ最大の支持者であるジハン・ウー氏は、株主の決定を偽造して投票権を大幅に削減し、彼を会社の取締役としての資格を剥奪したと主張している。ウー氏はザン氏が同席する会議に参加する従業員に対して警告をしており、解任や罰則などが生じる可能性を従業員に伝えたと言われている。

Bitmainでは、1株あたり10議決権を有していたが、これをウー氏によって突然1株1議決権に変更されている。ザン氏は昨年11月、WeChatにビットメインに戻り、秩序を回復させ、万が一争いを望む者がいればその者達と戦うと宣戦布告をしている。

しかし、ケチュアン氏によると、Bitmainではそもそも株主総会が行われていないとのこと。Bitmainの会長および法定代理人を務めたケチュアン氏は同意なしに突然追放され、すべての従業員は同氏の要求への対応を禁止されているとU.Todayが報じている。

ジハン・ウー氏によるクーデター!?

クーデターによってBitmain社を追放されたケチュアン氏は、同取引所の経営陣としての地位を取り戻すために訴えており、現在、ウー氏は会社の財産を違法に横領。ケチュアン氏は同取引所に代わり、ウー氏の偽情報キャンペーンを組織したとして非難している。

今年5月、ケチュアン氏はBitmainの法定代理人の地位を取り戻したものの、新しい登録ライセンスを取得しようとした後、リウ・ルヤオ(Luyao Liua) Bitmain元法定代理人との物理的な対立が続き、ルヤオ氏は地方の司法局で暴徒と一緒にライセンスを取得しようとした後に逮捕されたと伝えられている。

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はじめまして!仮想通貨やブロックチェーンの国内外の仮想通貨や関連ニュースを通して、ためになる知識をどんどん吸収していきたいと猛勉強中!。 普段は鳥の声さえずる緑豊かな田舎で2児の子供とバタバタしながらの~んびり暮らす、スローライフに憧れるちょっぴりドジな母の一面も。 将来は、田舎に広い庭のある小さなお家に住むぞ~!