Bitfuryが、マイニングファーム向けの機関投資家プログラムを発表
Bitfuryは、マイニング会社のデータセンターを経由してビットコインへのエクスポージャーを提供するマイニングファーム向けの機関投資家プログラムの立ち上げを発表した。
データセンター自体は、カナダ、ノルウェー、アイスランド、中央アジアにあり、同社は北米とヨーロッパでkWhあたり0.03ドル以下の低いエネルギーコストを確保したことにより今回のプログラムが成立したとのこと。これは、世界中の他のほとんどのサイトよりも低い価格であり、Bitfury自体がサイトの管理を監督し、直接投資や、ファンドやプライベートエクイティなどの間接的な機会など、「特注」の投資手段を提供するようだ。また、このプログラムは、ボラティリティの低い認定投資家のためにデジタル資産を宣伝することも目的としており、プログラムは、人気のあるデリバティブ市場以外のエントリーポイントを提供するとのこと。
BitfuryのCEOであるValery Vavilov氏は「このプログラムにより、機関投資家は優れたリスク・リターン・プロファイルの中で投資を行うことができるだけでなく、ベースとなるインフラストラクチャーをより強く、より安全で、より堅固なものにすることで、デジタル資産のさらなる普及を支援することができます。」と発表で述べた。さらにForbesに対し、このプログラムは実際にデジタル資産を保有するために必要な運用ノウハウなしにデジタル資産への露出を提供するように設計されているため、ファミリーオフィスにとって最も魅力的であると期待していると語った。
Bitfuryは欧州最大規模のテックスタートアップ企業であり、2011年からデジタル資産インフラストラクチャーのターンキー・ソリューションのリーディングプロバイダーとして活動しており、カナダ、ノルウェー、アイスランド、中央アジアを含む世界中で収益性の高いビットコインマイニングファームを立ち上げている。