ブロックチェーン技術センターCBT 公式でIOTA財団との関係を解消

ブロックチェーン技術センターCBT 公式でIOTA財団との関係を解消

ロンドン大学のブロックチェーン技術センターであるCBTは、公式のウェブサイトで、IOTA(アイオタ)財団との関係を解消したと発表しました。

IOTAの特徴は、IoTデバイス間の決済に最適化された仮想通貨です。

IoTはInternet of Thingsの略語。パソコンのみならず車や家電製品など私たちの身の回りにあるあらゆるモノをインターネットに接続するという構想です。

IoTを活用することでそれらすべてのモノにおいて情報の管理が効率化できます。

「UCLブロックチェーン技術センターは今後、IOTA財団とは無関係である。最近の報道に関連し、当センターはブロックチェーン技術がもたらす保証を理解するための必須条件として、オープンセキュリティー研究への支援を再確認する。セキュリティー研究者にとって、その研究結果の開示に対し訴訟の脅威にさらされることは、不適切である」とCBTは強調しています。

TNWの追加報道によれば、ロンドン大学はIOTAとの関係解消の決断に加え、CBTのウェブサイトからIOTAに関する全ての情報を削除したようです。

CBTのサイト上のIOTAのページは現在、404エラーが表示されるが、アーカイブされたページはまだ呼び出すことができます。

 運営の見解

運営の堀口
2017年、ドイツで財団が立ち上がり、一定の評価を得ていたIOTAですが、一方ではその技術面での情報開示が行われていないことも事実で、疑念を抱くユーザーも少なくありません。

現在、時価総額は上位に位置しますが、プロジェクトや情報の不透明さが浮き彫りになっている為、提携解消は今後も続いていく可能性が高いでしょう。