不正送金されたビットコインの52%が、バイナンス・フォビの送金

不正送金されたビットコインの52%が、バイナンス・フォビの送金

ブロックチェーン分析企業Chainalysisは15日、2019年に犯罪者やハッカーなどによって仮想通貨取引所へ送金された28億ドル相当のビットコイン(BTC)を追跡したところ、それらの多くがバイナンスとフォビに送られていたと指摘した。

Chainalysisの分析結果によると、送金されたビットコイン全体のうち、27.5%がバイナンス、24.7%がフォビに送金されていたことが判明した。以下のグラフを見てもらうとわかるよう、ビットコイン全体の52.2%と過半数が、この2つの取引所への送金されていることが分かる。

Chainalysisより画像引用

しかし、この2つの仮想通貨取引所は、市場全体で見ると非常に大規模な取引量とサービスを提供しており、もちろんKYCの登録が必要である。しかしKYCによる対策は、潜在的な犯罪者を検出することは難しく、バイナンスとフォビの30万人を超える個人アカウントは、2019年に犯罪者からビットコインを受け取っているという。

また、これらの不正資金を受け取ったアカウントの上位810が、不正資金(ビットコイン)の75%以上を入金している。この大規模なアカウントについてChainalysisは、「通常は取引所に関連付けられているが、独立して運営されているか、店頭取引(OTC)のブローカーに属している可能性が高い」と分析している。

Chainalysisより画像引用

また多くの分析者が、これらの動きを店頭取引(OTC)のブローカーであることを示唆しているという。さらに、これらのブローカーは両取引所において、KYCを通らなくていけないが、OTCではそのような要件が低いため、犯罪者にマネーロンダリングサービスを提供することに特化した、一部のOTCブローカーが2つの取引所に存在していると指摘している。

これらのブローカーをさらに追跡したChainalysisは、100のOTCブローカーを「Rogue 100」と名付け、そのうちの70のアカウントがフォビに存在していることを突き止めている。さらには「Rogue 100」は、特定の月すべてのビットコインアクティビティの1%を占める可能性があることも指摘し、ビットコインと2つの取引所の潜在的な危険性を呼びかけている。

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