中国、「暗号法」を施行
中国人民銀行(PBoC)は1月1日、パスワードの適用と管理の標準化やパスワードビジネスの発展促進、ネットワークと情報セキュリティの確保、パスワード管理の合法化されたレベルの改善などを確立する「暗号法」を施行した。
中国人民銀行が施行した「暗号法」は今年10月、第13回国民人民代表大会の常任委員会によって可決したことが地元紙によって報じられていた。
暗号法とは主に、暗号関連のビジネスモデルやインターネットセキュリティの保証など、これまでになかった技術への基盤作りを推奨するものだ。また、個人や商用的なパスワードに焦点を当てた法律とないr、コアパスワード・通常パスワード・商用パスワードが存在し、コアと通常は秘密情報保護に使われ、商用は国家秘密とは無関係の情報を保護するために使用される。
暗号法と独自デジタル通貨の関係
中国政府および中国人民銀行からの公式の発表がないため、具体的にどのような方針であるなどかは明らかになっていない。しかし、最近の中国独自デジタル通貨の発行に関連していることは間違えないだろう。
中国人民銀行は昨年12月、深センと蘇州の2都市で、待望のデジタル通貨電子決済のテストしようとしていることが明らかになった。テストを展開する国営企業は、4つの商業銀行と3つの通信大手が参加し、パイロットプログラムに近い人物を引用、中央銀行がこれらの商業銀行間でテストを開始して独自の実施戦略を考案している。
独自デジタル通貨と暗号法には今後のとも注目していきたい。