中国マイニング大手カナン社、米国IPOで9,000万ドル調達
中国の大手マイニング企業であるカナン(Canaan)社は20日、米国のナスダックの新規株式上場(IPO)にて、9000万ドル(約97億円)を調達したとブルームバーグが報じた。また報道では、カナン社によるIPOが「9〜11ドル」の計1000万株で実施される予定であったが、今回のIPOでは最低公募価格である9ドルで売却されたという。
カナン社によるIPOについては今年10月、米国証券取引委員会(SEC)に「4億ドル」の資金調達(IPO)を申請したことが報じられていた。そして今年11月、SECよって承認された際には、IPOを通じた資金調達額を「1億ドル」の資金調達に設定したことが報じられたのだ。
そして、今回のIPOによって資金調達した金額の総額は、今年11月に引き下げた設定金額よりも少ない「9000万ドル」となったが、米国初のマイニング企業によるIPOを成功したと言えるだろう。
また現時点でカナン社の株は、今週木曜日からナスダックにて上場する予定であり、デッカーシンボルは「CAN」となる。