アプトス(Aptos)、RaribleとのNFTコラボレーションを予告

アプトスがRaribleとのNFTコラボを示唆

レイヤー1ブロックチェーンエコシステムのアプトス(Aptos)は、オンチェーン活動の急増を受け、NFTマーケットプレイスRaribleとの新たなコラボレーションに向けて準備を進めている事がわかった。

rarible.comより画像引用

PoS(プルーフオブステーク)合意メカニズムに基づくレイヤー1ブロックチェーンネットワークのアプトスは、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスRaribleとコラボし、ブロックチェーンが両プラットフォームの「ゲームチェンジャー」と表現するものを実現する予定だ。2024年8月22日(木曜日)付けのフォーラム投稿で、別名「Angel」のAptos Foundation(アプトス財団)のグローバルコミュニティマネージャーは、Raribleがまもなくネットワークのサポートを追加する可能性があり、「Aptosの技術を活用した新しいNFTユースケース」の可能性をもたらすと示唆。

アプトス財団のグローバルコミュニティマネージャーRarible氏は次のようにコメントしている。

完全なマーケットプレイスの立ち上げであろうと、別の形のコラボレーションであろうと、RaribleとAptosのこの予告された提携は間違いなく注目に値する!


オンチェーン活動の大幅な増加

イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、セロ(Celo)などのネットワークをすでにサポートしているRaribleのFAQページによると、まだアプトスを統合していない。

しかし、マーケットプレイスはソーシャルメディアでアプトスとのコラボレーションの可能性も示唆しているが、詳細は不明となっている。パートナーシップの可能性のニュースは、アプトスネットワークでの活動が前例のないほど急増した時期と一致。Aptoscan(アプトスキャン)のデータによると、8月14日には、ブロックチェーン上の1日の取引が1億4,400万件近くに到達。急増理由は不明だが、オンチェーン活動の大幅な増加を示している。

この急増は、テザー(Tether/USDT)がまもなくアプトスネットワークで利用可能になると発表するわずか数日前に発生。正確な開始日は明らかにされていないものの、テザーは、アプトスの「強力な開発者コミュニティ」と「極めて低いガス料金」をこの動きの主な理由として強調。アプトスの取引コストが低いため、「マイクロトランザクションから大規模な企業運営まで、より幅広いユースケースで経済的に実行可能」であると強調している。