GameStopがブロックチェーンベースのNFTマーケットプレイスを立ち上げ

GameStopがNFTマーケットプレイスを立ち上げ

GameStopImmutableXが提携し、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスを作立ち上げた事を発表した。

日本語訳:
ImmutableがGameStopと提携してNFTマーケットプレイスを強化することにより、ゲームおよびブロックチェーン業界で新たな飛躍を遂げていることを発表できることを嬉しく思います。

米国のビデオゲーム小売業者のGameStopは、Immutable Xと提携して、NFTマーケットプレイスを立ち上げ、両社は1億ドル(約115億円)の資金を用意した。GameStopの発表によると、ImmutableXは前者のNFTマーケットプレイスのレイヤー2パートナーになるとのこと。同プロジェクトは、2022年後半の稼働が期待されている。また、Immutable Xは特定の目標を達成すると、GameStopに約1億5,000万ドル(約172億5,000万円)のイミュータブルエックス(Immutable X/IMX)トークンを提供する事を公言している。

ゲームスタジオ、Web3、メタバース開発者など、NFTマーケットプレイスでコンテンツ作成者になることをいとわない人は誰でも、GameStopサイトから申し込み可能だ。また、コラボレーションの詳細およびその他の関連情報は、SEC(米国証券取引委員会)とのフォーム8-Kで開示されるとのこと。

GameStopによるブロックチェーンとNFTへの関心

GameStopは、当NEXTMONETの2022年1月7日付け特集記事「GameStopがNFTおよび仮想通貨市場に参入する計画で株価が急増」で報じているように、仮想通貨パートナーシップに特化した新部門立ち上げを今年の初めに、発表し、ブロックチェーンテクノロジーとNFTへの関心を示している。

さらに、GameStopは、VR(仮想現実)で使用するための衣装や武器などのアイテムを含む、ビデオゲームのNFT取引用のオンラインハブの開発を開始した。2021年9月、同社はイーサリアム(Ethereum)ベースのNFTプラットフォームに取り組んでいると噂されていた。当時、GameStopのプリンシパルエンジニアであるジョーダン・ホルバーグ(Jordan Holberg)氏は、同社が、古いものと新しいもの、つまり従来のレガシーeコマースと次世代のブロックチェーンの間の架け橋になることを目指していると主張していた。

GameStopは、同社の株をショートスクイズ(※1)した後、昨年非常に人気があり、市場に大きな混乱を引き起こした。

(※1)ショートスクイズとは…
株式市場が売り持ち(ショートポジション)に傾いている時に、大きく買いを仕掛けることで、損切などをさせるよう、相場を高めに誘導させることを言う。

SkyBridgeCapitalの共同創設者であるアンソニー・スカラムチ(Anthony Scaramucci)氏は、GameStopの急騰するシェアは実際にはビットコインと分散型ファイナンスにプラスであると指摘し、次のように語っている。

GameStopでの活動は、ビットコインが機能するという概念実証です。分散型の群衆をどのように打ち負かすつもりですか?それは私にとって、分散型ファイナンスについてのより肯定的なことです。

しかし、それから数週間で熱狂は薄れ、2月の初めにGameStopの株は約90%下落し、50ドル近くまで下がった後、現在約100ドルで取引されている。

GameStopがNFTおよび仮想通貨市場に参入する計画で株価が急増

2022.01.07