「決済されたビットコインを、まだHOLD(保有)している」=ProtonMail社(スイス)
スイスを拠点に置くEメールサービス提供のProtonMailは、プラットフォーム利用者から支払われたビットコイン(BTC)を今まで換金せず、保管していたことをTwitter上で報告した。また報告では、米大手決済サービスPaypal(ペイパル)のアカウントが停止した際に、ビットコインが大いに役立ったとコメントしている。
No worries, we will HODL for you (we actually don’t sell our BTC and haven’t for years).
— ProtonMail (@ProtonMail) November 16, 2019
ProtonMailが提供するEメールサービスのユーザー数は現時点dえ、1,000万人を超える。また同社は2014年(非公式)より、ビットコインによる支払いの受け付けを開始。その後、2017年8月にビットコインを受け入れることを公式に発表しており、ビットコインをはじめとする仮想通貨の全盛期に市場に参入していた。
今回のTwitter上での報告の経緯は、世界中でギフトカードを購入し、携帯電話にビットコインを補充できるBitrefillのCCOであるJohn Carvalho氏が、『「ビットコインを機能(決済)させる」ことはしないでください。』とツイート。そのツイートへProtonMailを使用したユーザーが「ProtonMailの請求をビットコインで払ったばかり」と返信したことが始まりである。
そして、この一連のツイートに対してProtonMail公式アカウントが反応し、大量のビットコインを保有していることが判明したのだ。ProtonMailの報告については、本来の仮想通貨としての機能を象徴しており、多くの決済ユーザーが増えることを期待することを願う。