メタプラネット(Metaplanet)、10対1の株式分割を発表

メタプラネットは10対1の株式分割を発表

メタプラネット(Metaplanet)は、日本企業が流動性向上および参入障壁を下げるため、4月1日に発効する10対1の株式分割を発表した。

日本語訳:
株式分割に関するお知らせ

東京に拠点を置く同社は、2024年4月にビットコイン(Bitcoin/BTC)の購入を開始して以降、2,031BTC(約303億円相当)を取得しており、これらのビットコイン購入は、同社が昨年、3,900%の価値上昇を記録し、日本株として最高のパフォーマンスを示した主な理由と言える。

同社の株価は、株式分割を発表したことを受けて店頭市場で8.41%下落。この下落は、取締役会が株式数の増加と1単位当たりの価格引き下げを承認したことを受けて起きた。この決定は、2024年8月に10株を1株に統合した株式併合に続くもので、それ以降、株価が急騰している事により、「投資家にとって大きな経済的負担」となっている。2025年2月18日(火曜日)付けの通知で同社は、発行済み株式総数は約3,900万株から約3億9,200万株に増加すると同社は通知しており、株式分割は流動性の向上と投資家基盤の拡大を目的としていると述べたうえで、次のように語っている。

この問題に対処するため、当社は株式分割を実施して取引単位当たりの価格を下げ、流動性を改善し、投資家基盤を拡大し、より幅広い株主とのつながりの強化を図るため、株式分割を実施することを決定しました。

同社は、2025年3月24日の年次株主総会後に発行済み株式総数を確定させる予定で、分割により、新株予約権の行使価格も調整される。例えば…、第13回から第17回新株予約権の価格は5,555円から556円に引き下げられる。同社は、株式分割によって資本金は変わらないと述べている。

メタプラネットによる大胆な計画

メタプラネットは2月17日(月曜日)、保有資産に269.43 BTCを追加したことを明らかにした。

これは2,640万ドル(約40億円)に相当し、これによって同社のビットコイン保有総量は約2,031 BTCとなり、現在の価格で1億9,600万ドル(約297.7億円)相当となる。この新たな買収は、メタプラネットが40億円の債券発行に成功し、ビットコイン購入のために2,100万株の承認を得たことに続くものであり、同社は2026年までに21,000 BTCに到達することを目標に、大胆な計画を進めている。

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