OKXがブラジルで仮想通貨取引所とWEB3ウォレットを開始
ブラジルのデジタル金融セクターにとって画期的な展開として、世界の仮想通貨とブロックチェーンの分野で著名な仮想通貨取引所OKXは、ブラジルで仮想通貨取引所とWeb3ウォレットを開始することを発表した。
この戦略的な動きは、ブラジルのユーザーにDeFi（分散型金融）と仮想通貨取引の領域への信頼できる安全な入口を提供するものである。同取引所は、ブラジルの仮想通貨サービスのアクセシビリティー（※利用のしやすさ）と効率性の向上に向けた大きな一歩を踏み出しており、ラテンアメリカ最大の市場の1つであるブラジルにおいて、伝統的な金融と急成長するデジタル資産の世界とのギャップを埋める極めて重要な力として位置づけられる。
同取引所のブラジル進出は、ブラジルの仮想通貨愛好家のユニークなニーズに応える包括的なプラットフォームを導入するもので、ブラジルレアル（BRL）のフィアット（法定通貨）・オン・ランプを含むさまざまな機能を提供。ユーザーは自国通貨をさまざまな仮想通貨にシームレスに変換できるため、ブラジル人が仮想通貨市場に参入するプロセスを簡素化するため、特に重要である。
高度な機能と幅広い主要仮想通貨へのアクセスを提供へ
OKXはブラジルのトレーダーに、ステーキング報酬やDeFi統合などの高度な機能とともに、幅広い主要仮想通貨へのアクセスを提供する予定だ。
これらのサービスは、初心者と経験豊富なトレーダーの両方に対応するように設計されており、効果的な仮想通貨取引に必要なツールと流動性を提供することになる。OKXは取引所と並行して、ユーザーがデジタル資産を扱う方法に革命を起こす非親告罪のWeb3ウォレット、OKXウォレットを発表。このウォレットは、MPC（マルチパーティコンピューティング）技術とAA（アカウント抽象化）機能を組み込んだ、この種のものとしては初めてのものである。
これらの革新的な技術により、技術に疎いユーザーにも使いやすいウォレットとなっており、仮想通貨技術の幅広い導入に道を開くと期待されている。実際、OKXウォレットは安全な自己保管ポータルとして機能し、ユーザーはDeFi投資の管理、NFT（非代替性トークン）の取引、dApps（分散型アプリケーション）の利用が簡単にできる。デジタル資産管理に対するOKXの包括的なアプローチは、仮想通貨空間において全体的かつユーザーフレンドリーな体験を提供するというOKXのコミットメントを強調している。
ユーザーはセキュリティが最大の関心事
OKXブラジルが委託したっ最新調査では、ブラジルの仮想通貨ユーザーの間でセキュリティが最大の関心事であることが浮き彫りになっている。
この調査では、参加者の92%が投資のセキュリティに関して明確で透明性のある情報を優先していることが明らかになった。このような懸念に応えるため、OKXは毎月のオンチェーンPoR（Proof-of-Reserves）レポートを含む強固なセキュリティ対策を導入。これらのレポートはzk-STARKの暗号技術を用いて検証され、ユーザーに資産の安全性に関する透明性と保証を提供している。OKXの社長であるホン・ファン（Hong Fang）氏は次のように語っている。
ラテンアメリカ最大の仮想通貨市場であるブラジルで、ローカライズされたプラットフォームとサービスを正式に開始できることを嬉しく思います。私たちの取引所は現在、ブラジルのトレーダーが求めるBRLレール、深い流動性、ツール、セキュリティ、透明性を提供しています。当社のOKXウォレットは、DeFi、NFT、dAppsなどへのアクセスを簡素化します。私たちは、ブラジルで市場が成熟するにつれて、何百万人ものユーザーとともにWeb3と暗号経済の革新と成長を促進することを楽しみにしています。
