LINEとヤフーに「経営統合」の可能性|仮想通貨市場への影響は?
ヤフーを運営するZホールディングス(ZDH)とLINEが、経営統合について交渉段階に進んでいることが明らかになった。そして今回の報道については、仮想通貨のユーザーは注目しなくてはならないだろう。
現在、今回の報道された両社は仮想通貨の根本であるキャッシュレスという分野で、日本国内でトップの実績を誇っている。実際にLINEのアプリ利用者はおよそ8,000万人。ヤフーについては、サービス利用者が約5000万人に上る。
「経営統合」による仮想通貨・キャッシュレス市場の促進
そして両者のキャッシュレスの市場規模について。両者は独自のプラットフォームを確立し、ヤフーは子会社であるPayPayが提供する「ペイペイ」。LINEについても「LINE Pay」にて、スマホ決済サービスを展開している。
そして注目は、仮想通貨取引所「BITBOX」を提供するLINE(子会社:LVC株式会社)である。既に同子会社はiOSおよびAndroidを使用するユーザーに対してサービスを提供。さらにはモバイルアプリであるLINE Payから仮想通貨取引所への入金が可能となっている。また、Zホールディングス(ZDH)が出資するTaoTao株式会社も同様に、仮想通貨取引所「TAOTAO」をスタートさせている。
両社ともに、仮想通貨取引所を開始しているなか、「経営統合」が実現することになれば、日本国内におけるキャッシュレスはもちろん、仮想通貨業界が大きく持ち上がることになるだろう。
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