LINEの仮想通貨取引所「BITMAX」がスタート|LINE Payから入金が可能に
LINE株式会社の子会社で、ブロックチェーン事業を手掛けるLVC株式会社は本日15時より、国内ユーザーをメインターゲットとした仮想通貨取引サービス「BITMAX」の提供を開始した。
LVC株式会社は今月10日、金融庁から仮想通貨交換事業者のライセンスを取得したことを発表。既に仮想通貨取引サービス「BITMAX」への上場銘柄が発表されており、下記の5種類が取扱対象となっている。
- BTC(ビットコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- XRP(リップル)
今回の発表および、サービスの提供についてLINEは、以下のようにコメントしている。
「LINE株式会社のグループ会社であり、LINEの仮想通貨事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社は、仮想通貨取引サービス「BITMAX」を、本日より提供開始いたしましたので、お知らせいたします。」
BITMAXの特徴
また今回の発表では、BITMAXの特徴を3つに分類し、以下のように説明している。
- 安心・安全のセキュリティ対策を講じ、セキュアで安定的なサービスを提供
- モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」との連携
- LINEアプリから簡単にアクセス、少額から購入可能
1. 安心・安全のセキュリティ対策を講じ、セキュアで安定的なサービスを提供
2011年よりサービスを開始したLINEでは、多くのユーザーのコミュニケーションを円滑にするため、セキュリティを最優先にサービス提供を行ってきた。また、既存のLINEプラットフォームを設計、構築したメンバーが「BITMAX」のセキュリティ環境を構築しているという。
さらに、仮想通貨においては、世界最高水準の技術を提供するBitGo Inc.のウォレットを採用。ユーザーおよびプラットフォーム上の資産を明確に分別して管理し、万全のセキュリティ対策を目的に、取り扱い通貨をコールドウォレットで保管する。
2. モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」との連携
LINEのメイン決済サービスである「LINE Pay」と連携し、いつでも簡単に日本円から仮想通貨へ交換が可能となる。既に、LINE Payにて本人確認が完了しているユーザーであれば、BITMAXでの本人確認手続きを短縮することができる。
すなわち日本円での入金は、「LINE Pay」もしくは「LINE Payに登録した銀行口座」からの入金が可能である。
3. LINEアプリから簡単にアクセス、少額から購入可能
仮想通貨取引が未経験の方、初心者の方にもわかりやすいシンプルなUI/UXで提供されるBITMAXは、LINEアプリ上の「LINEウォレット」からアクセスが可能であり、1,000円以下でもお取引が可能となっている。