ビットコインネットワークで1時間にわたるブロック生成遅延が発生

ビットコインネットワークでブロック生成遅延が発生

ビットコイン(Bitcoin/BTC)ネットワークで2023年11月7日(火曜日)、約1時間にわたってブロックが生成されない短いダウンタイムが発生し、ネットワークの信頼性に対する懸念が生じている。

Blockchain Explorerのデータによると、ブロック815,689の作成にはほぼ43分を要し、その後のブロック815,690の作成には66分かかった事が判明。この延長された継続時間は、ビットコインネットワーク上の一般的な平均ブロック時間(※通常は10分程度)よりも大幅に長く、2023年で3件目となり、以前は5月に遅延が確認されている。

日本語訳:
ブロック間の時間は85分で、約34日ごとに発生します (難易度の変更がない場合など)。
>>> (1/math.exp (-85/10))/144
34.13033916874399

仮想通貨ジャーナリストのコリン・ウー(Colin Wu)氏は、2021年にはブロック生産中断という注目すべきエピソードが2回発生し、それぞれ2時間近く続いたことを強調。こうした混乱は過去にも起きているため、ライトニングネットワークの創始者であるタッジ・ドライヤ(Tadge Dryja)氏は、初期の混乱時にX(旧Twitter)に関する投稿を共有し、その中でブロック間のギャップが85分になると予測されていると述べている。なお、約34日に1回発生するという推定には、ネットワーク難易度の変化に関連する潜在的な調整が考慮されていない。

ビットコインのマイニング

2023年は世界最大の仮想通貨であるビットコインにとって重要な年となった。

2024年4月の4回目の半減期イベントに向けて、ネットワークは80万個目のブロックを生成し。ブロック800,000では、8億6,700万件の確認済みトランザクションが報告されている。ブロックごとに平均約1,084件のトランザクションが報告され、これは仮想通貨とコミュニティ全体にとって注目に値するマイルストーンであった。