【速報】バイナンスCEO、6〜9ヶ月で世界180ヵ国の法定通貨への対応を計画
仮想通貨取引所バイナンスは、世界180ヵ国の法定通貨をサポートし、法定通貨から直接、仮想通貨を取引でいる計画を立てていることが、今月12日にシンガポールで開催されたイベントsuper meetupにて明らかになった。
世界各国の法定通貨のサポートについて発表したバイナンスのCEOであるCZ氏は、「今後数ヶ月6〜9ヶ月ほどやりたいことの1つは、他の180の法定通貨をバイナンス(Binance.com)に登録を目指している。」とコメント。米国に進出をきっかけに世界各国へのアプローチを表明した。
またCZによると、仮想通貨取引所バイナンスへの法定通貨のサポートを進める目的として、「できる限りバイナンスに直接配置し、バイナンスへの大きな流動性に直接アクセスできるようにします」と述べている。この発言と計画は、世界各地で自国の法定通貨から仮想通貨を購入できない現状を受けての判断であると考えられる。
バイナンスの世界進出は実現するのか
しかし日本をはじめとする国々が、簡単にバイナンスで法定通貨から仮想通貨の購入を許可することはあるのだろうか。実際に日本の仮想通貨を監督する金融庁は、仮想通貨取引所バイナンスが、日本国内で営業許可を取っていないという理由から警告をしている。
この事実に対してバイナンス側は、日本からの警告を否定しているものの、日本とバイナンスの距離感は遠い。今年6月には、証拠金取引(レバレッジ取引)および、BinanceDEX(分散型取引所)において、制限対象国に「日本」を追加され、日本人の使用が禁止されている。
現時点でバイナンスは、ナイジェリア の法定通貨ナイラ(NGN)、ウクラナイ法定通貨フリヴニャ(UAH)、ロシア法定通貨ルーブル(RUB)、ユーロ(EUR)を追加したことを発表している状況であり、今後の発表に注目が集まっている。
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