ビットコインETFの承認は「これまでにないほど近い」 =10月13日が最終承認のビットワイズが語る
ビットコインをはじめとする仮想通貨市場において、最も注目の仮想通貨デリバティブ取引のひとつである「ビットコインETF」だが、今年中に承認される可能性がでてきた。
米投資運用企業Bitwise(ビットワイズ)のマネージングディレクター兼グローバルリサーチのトップであるMatt Hougan氏が、ビットコインETFの承認について「これまでにないほど近い」と、CNBCのインタビューに答えた。ビットワイズが申請しているビットコインETFの承認判断は、2019年10月13日に迫っており、これ以上延期することができない状況である。
Hougan氏は、ビットコインETFの申請が「これまでにないほど近い」と発言したのには、単に楽観的というだけではない。
「月曜日の前(10月13日)に、SECはその決定を下さなければなりません。YesまたはNoで。現時点では、延期する方法はありません。今から承認日までの間に彼らの考えをはっきりと聞き、それから、聞いたことに応じて、そこから先に進みます。でも、とてもエキサイティングな週になるはずです。」
ビットコインETFの申請
冒頭で説明したように、ビットワイズが申請中のビットコインETFは、10月13日が最終の承認延期日となっている。そのため、承認延期ができない状況だ。しかし、ビットコインETFの申請は、米取引所ウィンクルボス兄弟が2013年にビットコインETFを初めて申請してから、再申請のチャンスを伺っており、たとえビットワイズのビットコインETFの申請が却下されたとしても、後に承認される可能性は十分にある。
また、ビットコインETFの未来についてHougan氏は、ビットコインETFの承認が与える影響について、「ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンで起こっているチャンスは、世界で最もエキサイティングな富を生み出す機会の1つです。問題は、大規模な機関が、超富裕層のみが利用できるプライベートファンドでビットコインを安全かつ確実に購入する方法を持っている一方で、通常の投資家には安全な方法がないことです。」とコメントしている。