ビットコインマイナーが獲得した収益、140億ドルに到達
暗号資産の分析を行うコインメトリックス社が公表した最新のデータによると、ビットコインのマイナーがこれまでに獲得してきた収益は140億ドル(約1兆4881億円)を超えていることが明らかになった。
ビットコインネットワークの総計算量を示すハッシュレートは上昇し続けており、マイニング収益が低下しているにも拘らず、マイナーたちはこれまで以上に収益を上げているという。2009年に運用が開始されたビットコインネットワークでは、マイナーの総収益が50億ドル(約5315億円)を突破するまでに約8年を要している。
しかしその後、マイナーの総収益が100億ドル(約1兆629億円)を突破するまでには、追加で8ヶ月しか必要としなかったという。
ハッシュレートの上昇に伴って、現在のマイニング収益は低下傾向にあり、総収益の伸びるスピードは減速しているものの、2020年初頭には総収益が150億ドル(約1兆5943億円)を突破すると見られている。
2020年には、仮想通貨ビットコインがマイナー報酬が50%減になる「半減期」を予定している。この半減期までに、ビットコインを採掘するマイナーによるマイニング活動が活発化することが予想されており、今後ともにマイニング活動が、さらに活発化することが予想される。