テレグラムの独自仮想通貨「Gram」が、まもなくローンチか=New York Times

テレグラムの独自仮想通貨「Gram」が、まもなくローンチか=New York Times

仮想通貨市場が、世界的メッセージアプリであるフェイスブックの仮想通貨Libra(リブラ)に注目するなか、もう一つのメッセージアプリを展開するTelegram(テレグラム)が、計画する仮想通貨が先に発行される可能性がでてきた。

New York Timesによると、メッセージアプリ大手テレグラムの独自通貨プロジェクト「TON(Telegram Open Network)」の正式ローンチ日が、予定なるはやく可能性があることを明らかにした。この情報は、テレグラムのメンバと話したとされる3人の投資家の情報によって明らかになった。

さらに報道された情報では、独自通貨Gram以外にも、仮想通貨Gram専用のデジタルウォレットを作成する計画を立てており、このウォレットは、テレグラムメッセージングアプリを使用する2億から3億人がユーザーが使用することができるよう設計しているようだ。

これまでのテレグラム仮想通貨の報道

テレグラムのプロジェクトTONは2018年はじめ、最も多くの資金調達である10億ドル(約1200億円)を集め大きな話題を呼んでいた。さらには、2018年11月時点、プロジェクトの開発状況が「約70%」完了していることが明らかになり、市場のユーザーは大きな期待を寄せていた。

しかし今年2月、テレグラムが計画する仮想通貨計画の期限が、2019年10月31日までにネットワークが開始されない場合、その契約が無効になること購入契約書によって明らかになり、その後の進展がわからないまま今日に至っていた。

世界最大のテレグラムICO、「2019年10月31日」にトークンの契約が無効に

2019.02.22

正式発表ではないものの、フェイスブックが計画するリブラ同様に、仮想通貨市場のユーザーおよび、投資家にとっては大きな好材料となることは、間違えないだろう。

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