仮想通貨取引所コインベース、投資家保護を目的に3つの分析ツールを公開
米国最大の仮想通貨取引所コインベースは、投資家のトレードやポートフォリオパターンなどを追跡できる投資家保護ツールを3つ公開した。
今回のコインベースの取り組みは仮想通貨の個人投資家への普及を狙った新たな取り組みである。
現在、仮想通貨関連のニュースが溢れている中で本当に重要な情報を投資家に届け、投資の判断に利用されることを望んで3つのツールが作られた。
一つがそれぞれの資産の保有者トップ10の中でどれだけの売り買いが行われたかが把握できるもの。
二つ目が異なる仮想通貨価格の相関関係を示すもの。
三つ目がある資産が売却や送金されるまでに保有された期間の平均を表すものである。
一般投資家による仮想通貨需要は増しており、Coinbaseは6月28日に米国でのデジタル通貨の採用と意識の動向に関するレポートを発表した。
それによると今年2,000人の参加者からの回答を集めた調査からのデータによると、調査対象者のうち58%のアメリカ人がビットコインについて聞いたことがあると答えている。
今回のツールもこういった個人投資家の仮想通貨への関心の高まりを受けたものであると考えられる。