仮想通貨TRONの北京オフィス、抗議活動を行う人々が殺到|警察出動にまで発展

仮想通貨TRONの北京オフィス、抗議活動を行う人々が殺到|警察出動にまで発展

2019年7月9日、仮想通貨TRON(トロン)に関するニュースが2つが飛び込んできた。1つ目は同プロジェクトのCEOであるジャスティン・サン氏がウォーレンバフェット氏と約束しているランチ会がキャンセルになったというフェイクニュース。

そして同日、同プロジェクトであるTRONの北京にあるオフィスに抗議活動を行う人々が殺到。警察が出動する事態へと発展したのだ。Twitter投稿によって、最初の情報が明らかになった。


今回、TRONオフィスへの抗議活動が発生した原因は、TRONと類似した名称の詐欺的なスキームにて、約3000億ドルほどの被害が発生。メッセージアプリWechatに、一人の女性が遺書を残して自殺していることが判明したのだ。

これによって仮想通貨TORNの価格は約3.5%の下落率を記録している。

抗議活動を行う人々は「TRONが詐欺を許容をしている」「トロンは詐欺である」という講義が殺到し、北京のTRONオフィスに警察が出動する事態に発展したのだ。

これに対してTRONの創設者であるジャスティン・サン氏はツイッターにて、以下のように今回の事件を説明している。

「トロン財団とビットトレンドは大丈夫です。全て順調である。本日のビットトレントスピードの打ち上げ準備をしています。フェイクニュースとや写真の拡散はやめてください。」

【フェイクニュース】ウォーレンバフェット氏が、TRONのCEOとのランチ会をキャンセル

2019.07.08